まあ、パソコンのデータがぶっ飛んだりして、書き終わるのに約四ヶ月も掛かったわけだが(挨拶)。
後悔などしない……
後ろめたさも微塵も無い………
もとよりこの身は………
ただそれだけに特化されたオタク回路―――!!!(核爆
どうも! G.A.キャラで一番好きなのは誰と訊かれて、思わずどもってしまう北のマトリョーシカこと、ペイロー姉妹でございます(笑
私、ペイロー姉妹の初のG.A.長編小説となった今回の作品、「銀河へ奏でるRhapsody」如何でしたでしょうか?
序章、間章、終章合わせて、計21話にも及んでしまったことに、筆者である私自身驚いてしまいました(笑……ごとじゃねー!
さらに驚いたのはですねー、当初予定されたジャンルはおろか、話の内容までどんどん変化していったのは計算違いというよりも、浅はかな考えであったとしか言いようがありません……(il´Д`)
一定しないジャンルになってしまったことを深くお詫びいたします_│ ̄│○
さて、このまま後書きに移りたい所なのですが、後書きというより解説。
解説というよりネタバレになってしまうので、まだ全章拝読しておられない方は、ご注意願います。
今回の作品のテーマの元になった言葉、
「幸福は真理ではなく存在の範疇に属するものにすぎない」
BY Alain Badiou
この言葉と「愛憎」「悲恋」をエッセンスさせ、これらを混ぜ合わせたものがこの物語を生み出していったといっても過言ではありません。
解説1.
第3章と第4章に出てくる不審人物(正体はクーデター勢力のスパイ)。
ミントが見た不審人物と倉庫での不審人物は別物。
要約すると↓
1.ミントが遭遇した不審人物は実はブローブで、倉庫にいたのはスパイ。
2. 不審人物、制御室でブローブに殺害される。
3. 爆弾を仕掛けたのは本物シェリー。
ということです。>あっさり
解説2.
終章の詩ですが、解説しなくても良いと思ったのですが、一応やっときます。
「アルタイル」
七夕の星座で有名な彦星の名前ですね。
言うまでも無いですが、これをエオニアに例えました。
「ベガ」
これも七夕で有名な織姫の名前ですね。
同じことを言ってしまいますが、これをシェリーに例えました。
夏の夜空を南北に横切る天の川、この天上の大河によって引き裂かれたカップルの星、牽牛星(彦星)と織女星にちなんだエピソードを、G.A.無印に登場したエオニアとシェリーの2人に例えて、この詩を作ってみました。
この作品の設定は、原作・ゲーム版ギャラクシーエンジェルからMoonlit
Loversへと繋がる時間の流れに沿って、ifの設定を利用して出来たものです。
『もし、初期ゲーム版(以降、無印)で爆死したシェリーが生きていたとすれば、どんな登場をして、どんなことをするのか?』という脳内補完をそのまま作品に繋げた次第であります。
………けど、まさか前半と後半がこんなに違う雰囲気になるとは思いませんでしたがね(苦笑
さらに言えば、これは初め「ラブコメ」にする予定ではなかったのか?
最後のほう、「シリアス」っていうより、ギトギトの大盛りトンコツラーメンを一気食いしたかのような重いストーリーになってんじゃねーか!
愚痴はここまでにしましょう(汗
最後に、私のこの拙作を拝読してくださった皆様と、感想を下さった皆様。
そして、お手数をおかけしても、快く了承し、この作品を長期に亘って掲載させて下さった『Angel wing』の管理人である、佐野清流様に、多大なる感謝と心からの御礼を申し上げます。
今回の連載は終了しましたが、機会があればまた作品を執筆していきたいと思います。(もしかしたら、「Good relation」を連載化するかもしれないけど)
それでは、さようなら。
2005年1月29日 ペイロー姉妹