ギャラクシーエンジェルBeloved lovers
【レナード参謀のなぜか暇な一日】
エルシオールブリッジ、司令官席に座っているタクト、その横に立っているレスター、おもむろにタクトが口を開く。
「なあ、レスター。」
「何だ?」
「俺をこうしてヒモで縛っているのは何で?」
「サボらせないようにする為だ。」
そう、タクトはイスにヒモで何重にも縛られてかろうじて腕だけ動かせる状態になっていた、イスの前には臨時の執務机があり、書類の山が乗っていた。
「ああ、そういえば俺には見回りが・・・(棒読み)」
「それならレナードが行ってきてくれている、ほれ、手を休めるな、後これが補給時に必要な書類で・・・」
「うわ〜〜!助けてくれ!!」
ブリッジにむなしく司令官の声が響き渡った。
「あれ?レナードさん?」
銀河展望台公園の畑でミルフィーユがレナードを呼び止めた、
「おや?ミルフィーユさん、また、野菜を?」
MLにも出てきたが(ミルフィーユルート以外)ミルフィーユは銀河展望台公園の一部に小さな畑を作って料理用の野菜を育てていたのだ、一度はマンドラゴラを植えたこともあったが・・・・。
「はい!美味しいトマトが出来たので収穫です!こんどお弁当を作るときのサンドイッチに使うんです!あとは、ミートソースとか・・・」
それにレナードは笑みを浮かべ、
「ふふ、タクトさんは幸せ者ですね、あなたのような妻を持つことが出来て、」
「え!そ・・そんなぁ」
顔を真っ赤にしてうつむいてしまう
「ふふ、頑張って下さいね、ミルフィーさん」
レナードはそれだけ言うと去っていった。
見ての通り、レナードはタクトが見回り(という名目のサボり)ということで出て行かないよう、レスターから「タクトの代わりに見回りを」と言われたのだ、別に本当に見回りをする必要もないのだが、こういうところに性格が現れている。
程なくトレーニングルームにたどり着く。
「はぁっ!たぁっ!どりゃぁぁぁぁ!」
中からはおなじみのランファの声が聞こえてくる、
「ていっ!やぁっ!パイルドライバー!ローリングソバットッ!グランドクロス!」
最後のセリフが微妙に違う気がする・・・
「よ〜し!これで行くわ!必殺!北斗百○拳!!!」
レナードは扉の前で立ちつくしていたが、取りあえず中にはいることにした。
パシュッ
音を立てて扉が開く、
「あれ?レナード、あんたもトレーニング?」
「いえ、タクトさんの代わりに見回りです、タクトさんは仕事が忙しいようなので」
ランファは心底意外そうな顔をし
「へー、タクトがまじめに仕事なんて、珍しい。」
それにレナードは苦笑し、
「まあ、ブリッジにレスターさんの監視付きのカンズメなんですけどね・・・」
「あははは!タクトらしいわ!」
遠慮無くランファは笑った
「それでは、私はこれで、」
「あ、ちょっと待って」
ランファがレナードを呼び止めた
「なにか?」
「ちょっとトレーニング付き合いなさいよ!」
「え?私がですか?」
「そうよ!サンドバック相手も飽きたし、まだ一度もやってないじゃない。」
「いや、そりゃ一度もやってませんが、他の人として下さいよ!」
それにランファは
「だめよ!PC版は誰とも出来ないし!PS版とかは二作目からミニゲーム無くなったのよ!」
「そういうネタはやめて下さいって・・・」
「とにかく・・やるわよね?」
有無を言わせずやらせるようだ
「はぁ、分かりました・・・」
ため息をついて渋々同意した。
「いくわよ!」
宣言して、ダイビングアタックを食らわせようとしてくるランファ、
今のレナードは片眼鏡(モノクル)を外し、長い髪を後ろで一つにまとめている、服装もトレーニング用の服に着替えていた。
レナードはランファの攻撃を最低限の動作で右にかわす、それをよんでいたのかランファはすぐに体制を戻し右の正拳突き
しかし、あろう事かレナードは片手でそれを受け止めひねりあげて、ランファの左手を後ろに回して、床に押さえつけてしまう。
「ううっ!」
「まあ、こんな感じでよろしいでしょうか?」
「くっ!はっ!」
ランファは後ろにけりを入れる、素早くとびよけるレナード、急いでランファは立ち上がり、レナードも体勢を立て直す。
「行くわよ!北斗断骨○!」
「って、殺す気ですか!!!」
スライディングで攻撃をかわし、脇腹にけりをたたき込む!
「くっ、殺せ!」
「なに格闘漫画っぽくなってるんですか・・・、そもそも、なんでギャグばっかなんだ、今回・・・」
ゆらりとランファは立ち上がり
「それにしても、反則よ反則、乙女の脇腹に蹴りなんて!」
「バランスを崩すような場所に軽く入れただけじゃないですか!」
それにもランファは耳を貸さず
「だいたい!何であんたそんなに強いのよ!」
「いや、私の実家は少々特殊でして」
などとレナードが言っていると、ランファは唐突に
「ふふふ、たのしいわ!たのしいわよ!さあ!もっと私を楽しませて!」
「うわ〜!悪のりしてます!」
結局レナードは逃げ出した。
「あら、ミルガルドさん、どうしたの?」
医務室のケーラ先生とレナードは話していた、ケーラ先生はレナードのことを名字のミルガルドとよぶ、初めはミルガルド参謀と呼んでいたのだが、どうもかなり堅苦しい感じがするのでやめたのだ。
「いえ、タクトさんの代わりの見回りです。」
「あら、マイヤーズ指令の場合はサボってるだけじゃないかしら?」
「まあ、そうともいいますね。」
二人は苦笑した、
「ヴァニラは今いないし、私がコーヒー入れてくるわね。」
「ありがとうございます。」
ケーラは奥に消えていった
「ところでミルガルドさん」
奥からケーラの声が聞こえる
「なんですか?」
「ちとせさんとはどうなの?」
「???何の話しです?」
「はぁ・・・」
ケーラはため息をついた
「まったく・・・、ちとせさんがかわいそうね・・・」
「すみません、よく意味が分からないのですが・・・」
「ふふふ、しっかりしなさいよ。」
「よく分かりませんが、まあ、頑張ります。」
それからレナードは話題を変えた
「ところで、私ももう23になりますが・・・」
「ええ・・・」
「ケーラ先生は私よりも7つ上で・・・」
「ちょ、ちょっと、歳の話はやめてよ!」
ケーラの顔色が変わる、婚期を逃した30歳、もう数ヶ月で31、なにげに名前の設定がある人たちの中ではシャトヤーンを除いて(年齢不詳の為)第2位なのだから・・・
「いや、今までは失礼になるから言わなかったのですが・・・」
「な、なに?」
ケーラは緊張した顔をしている
「三十路(みそじ)で胸出し、ミニスカートはやめた方が・・・」
「いや〜!!それは言わないで!!」
「美人船医も既に・・・」
「いや!やめて〜〜!!」
もうほとんど泣いている
「ふふ、ケーラ先生はやっぱり楽しい人です」
「もう、意外と意地悪なのね」
いたずらっぽい笑みをレナードは浮かべ
「嫌いになりましたか?」
「いいえ、また遊びに来なさい」
「ええ、また今度、それでは。」
レナードをケーラが見送った
「あ、レナードさん、こんにちは」
「クロミエ君、こんにちは」
クジラルームではクロミエとあっていた、
「宇宙クジラは?」
「はい、相変わらずです、この前の戦いで、敵とはいえ多くの命が失われた悲しみが強いですが・・・」
「悲しみが消えないのですか?」
クロミエはうなずく
「心の傷や悲しみは、なかなか消えないのです・・・」
「でも・・・」
レナードは言う
「喜びも消えないでしょう?」
クロミエは笑う
「そうですね、クルーの皆さんの心には、不安が入り交じっています、はやく、みんなの不安が無くなるように、ねがっています。」
「そのためにも、」
レナードは空を仰ぐ
「私達が頑張らなくてはいけませんね。」
レナードが廊下を歩いていると銃声が聞こえてきた、
(ああ、彼女か・・・)
レナードは現場に向かった
赤い髪の女が銃を構えている、
ダンッダンッダンッ
立て続けに三連射、的の中心に穴は一つだけ、2つはハズレ・・・ではない、ワンホールショットというやつだ、三発とも同じ軌道で撃たれたのだ。
パチパチパチ
後ろからの拍手でフォルテはやっとレナードに気が付いた
「相変わらずいい腕ですね」
「いや、それほどのものでもない、みてみなよ、若干だけど弾がずれて穴がいびつだよ、狙撃兵時代から毎日欠かさず練習しているけど、なかなか上手くいかないもんだねぇ、狙撃はちとせの方が成績いいし・・・」
フォルテが自嘲気味に言う
「そうですか?今でも十分腕はいいと思いますが」
「まだまだ、あたしはもっと上を目指したいんだ。」
「いい心がけです。」
フォルテは壁により掛かると
「で、なんだい?あんたも練習に来たのかい?」
「いいえ」
レナードは頭を振った
「タクトさんがレスターさんに捕まったので見回りの交代です」
「ああ、タクトのやつ書類でもため込んだな・・・」
「そのようで・・・」
レナードが半分あきれた声で言う
「まったく、あんたも大変だねぇ」
「いえ、結構楽しんでいますよ」
「そうかい、まあ、頑張りな」
それだけ言うとハンドガンを構えて的に向き直った
レナードも、それっきり何も言わずに部屋を出た。
格納庫の一角に人だかりが出来ていた、
「きゃー!」
「キャー!!」
(!!!なにごと!?いや、どうせオチとしては、ホラー映画を見てましたとかそんなくだらないオチに翻弄されてしまう、ここは自然に)
「どうしました?」
レナードはあくまで自然に話しかけた。
「あ、レナードさん。」
クレータ班長がこちらを振り向く他の整備班の人も、「レナード参謀だ」「ミルガルド参謀・・」などと反応している
「何かあったんですか?」
とても疑問という風にきく、実際分からないことだらけだった、ホラー映画の類でもなさそうで、今は止まっているが、テレビの画面には数人の少年達が映っていた。
「何かあったって、レナードさん、これを見ても分からないんですか?」
行って画面を指さすクレータ班長
再び画面を見るレナードだが・・・さっぱり分かっていない
「この少年達が一体・・?」
「ええ!!」
「参謀!分からないんですか!?」
「そんな!?人間失格です!」
「何もそこまで言わなくても、というか、私だからいいものの、ほかの中将だったら、「上官侮辱罪」とかで、軍法会議、いや、この人達は白き月の住人だからそうはならないか?それでもかなり怒られますよ?」
それに整備班の面々は、
「軍法会議がなんです!」
「上に立つものがこれを認めないなんて背任すればいいのよ!」
「だから!いったい何なんです!?」
レナードは未だに理解できていなかった
「アニーズです!アニーズ!人気アイドルグループの!」
「ほら、これがリッキー君で、」
「こっちが、」
レナードは完全に脱力し
「いえ、言われても名前を知らないのでいいですが、つまりあなた方はそのアイドルグループにキャーキャー騒いでいたと?」
「なんです!ファンじゃいけないんですか?」
「参謀!ひどいです!」
口々に反論してくる女性達、さすがにレナードも一歩下がる
「いや、悪いというわけではなくて・・」
「じゃあ何です!」
「紋章機のメンテナンスとか・・・・」
「そんなの!アニーズに比べたら小さな事です!」
班員の中からもそーだ!そーだ!と声が上がる
「(!!どうでもいいことなのか!?少なくともクレータ班長はプロだと思ってたのに )」レナードは内心戦慄した
「とにかく!仕事はちゃんとして下さいよ!」
『はーい!分かってまーす!』
「大丈夫です、私達はプロですよ!」
クレータ班長も答えるが既にレナードはいずれ整備班の人事が必要になるか?と考えていた。
「おや?アルモさん、ココさん休憩ですか?」
エレベーターホールでアルモとココの二人に出会った、
「あっ、参謀!」
「はい、今のところ仕事はありませんし」
現在エルシオールは近くの惑星の宇宙港に入港している。はっきり言ってまともな仕事はほとんど無い。
「ごくろうさまです、お二人は何か飲みます?」
レナードが二人に聞く
「え?じゃあ、あたしはオレンジジュースを。」
「ちょっと、アルモ・・・あ、わたしは、ジャスミンティーを」
レナードはうなずくと二人分のコインを入れて飲み物を買い、二人に手渡す。
「どうぞ。」
「え?おごってくれるんですか?」
アルモが聞く
「?ええ、ダメですか?」
「いえ、ダメじゃないですけど」
「いいんですか?ミルガルド参謀」
ココも聞いてきた
「お二人には多く働いてもらってますしね、こんな感じで少しはお返ししたいと思いまして・・・」
レナードがこともなげにい言う
「???あの?なんです?その珍しいものを見るような目は?」
「いえ、そんなことする人は珍しいかなぁって、ねぇココ」
「うーん、確かにそうかもね」
「うーん、そうですかねぇ、まあ、あんまりよく見る光景ではないでしょうけど、これが私なんですし、私がおごりたいんですから、いいじゃないですか」
レナードが笑みを浮かべて言う、その後自分も自動販売機でコーヒーを買う、
「それじゃあ、」
「ありがたくいただきます」
二人はカンのふたを開けて飲み出した
「さてと、私はまだ見回りがありますので、これで。」
「あ、はい、ごちそうさまです。」
「ありがとうございました」
レナードはエレベータに乗り込み上の階にいく、エレベーターの扉が開くと、廊下にヴァニラが立っていた、
「マッチいりませんか?」
レナードは絶句した、
「あ〜、何をやっているんですか?」
「・・・マッチを売っています」
「そんなことしなくていいですから・・」
ヴァニラはしばらく黙考し
「同情するなら金をくれ・・・」
「それ話が違いますし・・・」
再び黙考・・・
「・・・マルコ!マルコ!おかーさーん!と肩に白い猿を乗せた・・・」
「違いますって!」
「残念・・・」
本当に残念そうな顔をする
「レナードさん、マッチいりませんか?」
「結局そこに戻るんですか・・・」
またまた黙考しヴァニラはマッチを全てレナードに渡し
「お代はいりません」
「・・・・」
マッチを入れていたかごの奥にパンが入っており
「・・・これからおばあさんの家に白いパンを届けに行かなきゃ」
「いや、もう止めません、好きにして下さい」
いわれてヴァニラは悲しそうな顔をし、
「・・・止めてくれなければ困ります」
「こっちも困りますよ」
なんとまぁ、無駄な会話なのだろうか
「取りあえず、見回りに戻りますんで、よく分かりませんが頑張って下さいね・・」
「了解です・・・・」
レナードはヴァニラさんはこんな不思議系キャラだったかな?と思っていた。
「あら、レナードさん、休憩ですの?」
「レナードさ〜ん!こっちです〜!」
ティーラウンジでミントとミルフィーユがレナードを呼び止めた。
「おや、お二人とも、わたしは見回りの途中です」
「あら、タクトさんではありませんのね?」
ミントが意外そうな顔をする
「タクトさんはレスターさんに捕まって仕事をさせられてますよ」
「そうなんですかぁ、残念です・・」
ミルフィーユががっかりした様子でうなだれる
「最近タクトさん、お仕事が忙しいみたいで、なかなかあえないんですよ」
「レナードさん、少しは夫婦仲というものを考えて、タクトさんの仕事を何とか出来ませんの?」
うーん、とレナードは首をかしげるが
「これでもだいぶ苦労してるんですよ・・・、それでも、司令官としての仕事は結構な量ですからね、ちょっとやそっとじゃ大して変わらないんです・・」
「う〜ん・・・タクトさんももう少し仕事を頑張って下さればいいのですが・・・」
ミントが悩む
「こうなればタクトさんには数日間カンズメになってもらうと言うことで」
「決まりですわね」
だがミルフィーユが
「いえ、いいんです・・」
「ミルフィーさん」
「いいんですの?」
「だって、お仕事ですから、私に会ってる暇なんて・・・」
ミントは小声でレナードに
「(レナードさん、何とかなりませんの?新婚夫婦の危機ですわよ)」
「(うう、何とかしてみますが・・・)」
「(ダメですわよ!こういう事はしっかりやらなくては!)」
レナードは席から立ち上がり
「それでは、そろそろ見回りに戻ります、お二人はごゆっくり」
レナードは代金を置いていき、ティーラウンジから去っていった。
「ちとせさん?」
コンコン
「ちとせさん!?」
コンコン
何度も部屋の扉をノックするが返事がない、
「おかしいな、部屋にいるはずなのに、開けますよ?」
レナードには特別な権限があり、レスターは副司令官権限があるように、彼にも権限があるのだ。
パシュッ
音を立ててドアが開く
「ちとせさん?」
ちとせは犬の人形を抱えて縁側にすわっていた
「・・・お父様・・・」
「お父さん?」
レナードはつぶやく
「はっ!レナードさんっ!」
突然立ち上がりお茶を入れようとする、
「熱い!」
手を滑らせてお茶がはねる
「ああああ!私はなんと言うことを!!」
レナードも慌てて
「ああ!お構いなく!」
「す、すいません!」
「い、いえ、その、立ち入ったことをお聞きするようですが、お父様とは・・?」
ちとせは少し顔が暗くなる
「あ、いえ、話しづらい事ならばけっこうです」
「いえ、かまいません。」
ちとせは今度はしっかりお茶を入れて出して、話しを始める。
「私のお父様は、私が小さい頃に事故でなくなったのです・・・
私のお父様は、ある艦の艦長をしていました。
しかし、私の誕生日の日、お父様は帰ってこなかった・・・」
レナードは黙ってその話を聞いていた、おもむろにちとせは庭を見る
「この犬のぬいぐるみ、わたしがお父様にねだったものなんです・・・、
このぬいぐるみを持って、お父様は帰ってくるはずだった・・・
お父様の乗っていた船で起きた事故で、お父様は最後まで艦に残り、被害を最小限にとどめようとしていたんです、お父様のことがあって、私は軍に入りました、エンジェル隊に憧れて、エンジェル隊に入隊して、お父様のように、立派な軍人になりたいと思い、毎日努力してきましたが・・」
そこで言葉を切る
「それなら、お父様も喜んで下さるでしょう。」
「いいえ、わたしは、まだまだです、お父様のように、立派な軍人となりたいのです」
「なれますよ、ちとせさんなら。」
「え?」
「あなたならきっとなれます、そのお父様のような人に」
それにちとせは、
「お父様みたいです」
「?」
「あ、すみません、なんか、お父様みたいな言い方だったもので」
「ちとせさんのお父様にですか?」
ちとせはほおを赤らめながら
「レナードさんは・・お父様のように、優しいのですね」
それにレナードも笑みを浮かべ
「ありがとうございます、あなたのお父様と同じ位置にいられること、光栄に思います」
レナードはちとせの横にすわった、そして二人は、しばらく、このままでいた。
〈あとがき〉
どうも、蒼穹です。
二作目は前回と違ってギャグがだいぶ入っています。
それでは少し解説を
ミルフィーユの畑
ML(たしか)に出てきました、マンドラゴラもここから
北○神拳
ランファは今回ギャグ専門になってしまいました、ミニゲームのネタはPS版とかを遣った人なら分かるはず、XBOXはしりません
今回は全員だそうと言うつもりなので、ケーラ先生のネタが一番苦労しました。
ヴァニラのネタは、マッチ売りの少女、ドラマの家なき子(たしか)、母を訪ねて三千里、赤ずきんちゃんです。ヴァニラちゃん親衛隊は出すのやめました
ティーラウンジでは、ミントを忘れていたので急遽入れて、ちとせの話はMLのちとせルートからです。
こうしてみると、継ぎ接ぎな感じが出てくるなぁ。
それでは皆さん、また次回