この物語には、長編のオリキャラが登場しています、詳しくはギャラクシーエンジェルBeloved loversを参照のこと。

 

 

 

【シンデレラ・パニック】

むかしむかし、とある国にとても美しい女の子がおりました。

その女の子は、穏和そうな顔立ちで、長いピンクの髪、人なつっこい瞳の美少女でした。

大きなお屋敷に住み、優しい両親に育てられた女の子は、何一つ不自由のないしあわせな生活をおくっていました。

ところが、大好きなお母さんが、病気になって死んでしまいました、いつも脳天気なミルフ・・・もとい女の子でしたが、さすがに何日も何日も泣き続けていました。

お父さんは、泣き暮らす娘の為に、新しいお母さんを迎えました。

「思えばあれが全ての間違いだった」

のちに彼女はそう語ったと言います。

継母(ままはは)は、とにかくひどい悪女でした、酒飲みで、がさつで、おでん好きで(大して関係なし)、暇さえあれば火薬式銃を撃ちまくり(騒音問題)、そんでもってバストは異様にあるのです(だから関係ないってば)、加えて、三人のつれ子がいて、あまつさえその三姉妹もたちの悪い性格だったのです。

「そんなのと再婚するか?普通?」

と、誰でも思うでしょうが、お父さんもこの時ばかりは寡婦暮らし(やもめぐらし)の厳しさに、目を曇らせていたとしか言いようがありません。

継母と三姉妹は、女の子がたいそう美しいのをひがんで、お父さんの目を盗んでは執拗な嫌がらせをしました、頭の花で花粉症になっただの(GA道)、おまえの強運で艦内に雪が降っただの(パロディ大行進だったかな?)、嫌みも言いまくりです。

人生の常というかなんというか、程なくお父さんも突然の急病でばったりと死んでしまいました。

継母はこれ幸いと、女の子の綺麗な服や持ち物を全て取り上げ、汚い屋根裏部屋に住まわせました。

包囲網の完成です。

来る日も来る日も働かされ、ご飯もろくに与えられず、満足な教育も受けられない日々が続きました。

つらい3K仕事をこなしているうちに、女の子はかまどの灰で薄汚れ、いつしかフランス語で、「灰まみれの娘(シンデレラ)」とよばれるようになりました、シンデレラという名前にはこういう由来があるのです、勉強になりましたね、みなさん、メモを取って下さい、ここのところテストに出ます。

それで、シンデレラは哀れな日々を送っていました。

 

 

「ミル、じゃなかった、シンデレラ〜〜〜〜!」

継母のフォルテは問答無用でシンデレラに蹴りを食らわせました、シンデレラは床につんのめって床とキスをする羽目に。

「いたた、何をするんですか?」

「おだまり!あたしはこの家の主だよ!文句言うなぁ!くぬっくぬっ!」

ゲシゲシ

継母フォルテはシンデレラに執拗な蹴り攻撃を続けます、ところで、継母のセリフが棒読みっぽいのですが。

「ほほほほほ!娘達!おまえ達も苛めておやり!」

「は〜い、お母様!」

三人の娘達、ランファ、ミント、ちとせが走ってきます。

「い、一文字流星キック!(ミルフィー、手加減するから我慢して)(ボソッ)」

「えいてい!(手加減手加減・・・)」

「えい!えい!(すみませんすみませんすみませんすみま・・・・・・・)(以下原稿用紙換算258枚分自粛)」

家庭内暴力を超えて私刑(リンチ)です、とはいえ、このお屋敷では良くある光景です。

頃合いを見計らって

「よし!やめ!」

フォルテが教鞭を振るって攻撃をやめさせます。

「ふはははは!これで分かっただろう?刃向かうだけ無駄なのだよ!」

微妙にキャラが変わってきています、ミル・・・・シンデレラはいたいのがいやなので黙っていました。

「分かったならさっさと雑巾掛けをすませな!それが終わったらトイレ掃除!」

「う〜」

「だまれぇい!今日は夕飯の支度がないだけ、ありがたいと思え!」

「え?どうしてですか?」

シンデレラはきょとんとした顔で聞きました

「知らないの?シンデレラ」

一番上の姉、ランファが言いました

「今日はお城で舞踏会が開かれるんですわ」

二番目の姉、ミントが言います

「王子様の花婿を選ぶ為の舞踏会が開かれるんですよ、ミル、シンデレラ・・・・先輩

三番目の姉、ちとせも続いて言います

「そういうことだよミ、シンデレラ!と言うわけで!あんたは昨日のメザシと残りご飯でも食ってな!」

「あの〜、私も行きたいな〜なんて・・・・・」

『だ・め』

しくしく

「さてと、娘達!頑張っておめかしして!王子に取り入ってこの国の権力を思いのままに操ってこの国を支配するのだぁ!」

『了解!(ですわ)』

 

 

 

「それじゃあ留守番は宜しく!」

立派な馬車に乗り込んで、継母フォルテはシンデレラにそう言いつけ、、続いて三人の娘も乗り込みました

「言っておくけど、後からこっそり城にきても無駄だよ!何しろ、あんたには招待状どころかドレスすらないんだ、薄汚い小娘が入り込むのはまず不可能!お城の警備は堅牢で!

最新鋭の装備を導入した特殊部隊が庭だけで二個中隊も配備されているのよ!」

「どういうお城ですか・・・」

「・・・・では出発」

シンデレラの言葉は無視してフォルテは馬車を発進させます

「行っちゃった・・・・・」

シンデレラは実のところホッとしました、意地悪な継母達がいなくなり、つかの間の休息と言ったところです、残った仕事はちゃっちゃとすませて、自分の部屋、屋根裏部屋へと戻ります

「はぁ・・・・・」

開けた窓からお城を見てみると、パレード中の千葉のあのテーマパーク並にライトアップされていました、あの城の中で王子様が今夜、花嫁を選ぶのです、家の中の三人娘の誰かが選ばれるかも知れませんが、、そうでなくとも豪華な宮廷料理の大盤振る舞いです、それはそれは楽しい舞踏会でしょう。

「うう、ケーキ、ケーキ、山ほどのケーキ・・・・・」

いかにも彼女らしい悲しみの暮れ方をやっていると

「泣くのはおよしなさい・・・・」

シンデレラが振り返ると、曽於には魔法使いの格好をした男が立っていました、腰まで届く美しい銀髪、淡い青色の瞳(銀目とよばれる)、右目には片眼鏡を付けており、夜の闇に紛れてしまいそうな黒いローブととんがり帽子(なぜか帽子には大して意味のなさそうなベルトがついている)、杖の代わりになぜか日本刀を持っています。

「あなたは?」

シンデレラは訪ねました

「私は魔道師のレナード・ミルガルド、国際魔道師協会第一級戦術部隊司令官で階級は中将です。ミス・ミルフィーユ」

「いえ、シンデレラなんですけど」

「おっと失礼ミス・シンデレラ、私の部隊の任務は恵まれない人間への魔道使用による支援です、あなたの願いである、舞踏会に行きたいという願いを叶える為に今回出動致しました。」

シンデレラは信じられないと言った風に目を見開きました

「ほ、本当に舞踏会に行かせてくれるのですか?」

レナードは無言で肯きます

「でも、魔法使いだって言う証拠もなさそうですし、知らない人からものをもらってはいけないと・・・」

今回の彼女はやけに人を突っつきます

「ん〜では・・・・」

スプーンを取り出し

「ζη」

呪文を唱えると、スプーンがぐにゃっと曲がりました

「・・・・・・・・・・」

シンデレラがしばし沈黙します

「凄いとは思いますけど・・・魔法?」

「あ〜、でしたら・・・」

しばしレナードは黙考し

「μρνξοκωτυχφπηζγδκε」

今度は少々眺めに呪文を唱え

「後は発動の呪文を唱えれば、ここから半径十キロは溶鉱炉になります」

 

 

 

「冗談はともかく・・・・・」

結局山一つを消滅させる呪文に変更して魔道師だと事を照明したレナードは(治安騎士団が出動して大騒ぎです)取りあえずシンデレラにかぼちゃとハツカネズミ二匹トカゲを一匹用意させました

「物質変換の術は制御が難しいんですよね・・・」

ぼやきつつ指で印を結び、呪文を唱えます

「ηκδαρτψχωυφπιομληκδγαεκξνθ」

呪文詠唱に伴い、レナードのからだが光り出しました

「λπτψφσηζβδεκουαβγδεζηθικλμνξοπρστυφψχωΦΩΨ!!」

かぼちゃやネズミ、トカゲが錬成反応魔法の光に包まれると、かぼちゃは馬車に、ネズミは馬に、トカゲは御者に変わります。

「よし」

レナードは振り向き、今度はシンデレラに向かって呪文を唱えます

「ηνμρσινθρψττ」

「あ!な、何をするんですか?」

「?シンデレラのドレスを創るんですよ」

言って再び呪文を唱え始めます

「ηνμρσινθρψτττκγηΦΨΩψψωφπηζαβεθμπρτξτυομρλμημηνρχφψωυπρνξξγκγαεγουχΨΩΦΧλπζ!!」

パァ!!!

こんどはシンデレラが錬成反応魔法の光に包まれました、光りが収まると、淡いピンクのドレスにきらびやかなダイヤの付いたネックレスとティアラを身につけた、シンデレラが立っていました。

「じょうでき、やはり素材が良いと・・・・」

「? なんですか?」

「いえ、なんでも、あ、それと・・」

レナードは一枚の羊皮紙を取り出します

「舞踏会の招待状です、やはり国王の公印の偽造が一番面倒でしたね、あれだけで半日かかりましたよ(驚異的な早さです)」

「ありがとうございます!魔法使いさん!」

シンデレラは満面の笑みでお礼を言います、それにレナードは

「いえ、例には及びません、それと、この物質変換の魔法は今日の午前0時、つまりは

0000時になると消滅します、それまでに速やかに作戦を終了し、本部に帰還して下さい、なお、武器弾薬の放棄は認めません、緊急時には爆破するように。」

シンデレラは首をかしげます

「あ、すみません、職業上ちょっと・・・」

よく分からないまま、取りあえずシンデレラはカボチャの馬車に乗り込み、お城に向かいました。

 

 

 

お城の大広間には思い思いに着飾った娘達が集まっています、ちらほらと男性の姿も見えますが、お城の公式行事である為、有力貴族が集まっているので、そういう趣味の人たちではありません。

王宮交響楽師団が美しい曲を奏でますが、女の子達はダンスの相手を王子にしてもらえなくて不満そうです。

「あー、お父様、やっぱり私も踊った方が?」

この舞踏会の主役、タクト王子が言いました。

「うむ、マイヤ・・・・おまえの花嫁を選ぶ舞踏会なのだから、お前が行かなくてはどうしようもないではないか・・・」

この国の王様、シヴァ陛下がいました、

「ただし、あ〜、共和主義者と共産主義者は即退場、何しろ私は王様だし、宗教原理主義者とやらもダメだ、あ〜それから」

と、そこで、側近のルフト宰相が耳打ちをして

「おお!浪費家、日和見主義者もダメ!高等教育を受けていることが望ましく、経済学者は絶対にいかん!!」

「はぁ・・・・?」

タクトには既に何を言っているのか分かりません、陛下自身も分かっていないようですが。

「とにかく、将来の王妃が国政に害を及ぼさなければいい、この際花嫁の社交性は重要ではない」

「じゃあ、舞踏会なんて意味無いじゃないですか。」

「む、これはなんだいも前からの伝統でな、伝統を重んじる連中が多いので、やめることも出来ないのだ、とくに、先代のジェラード国王などひどい悪政で・・・・」

と、そこで、会場内でざわめきが起こり始めます

そのざわめきをかき分けるようにして、一人の美しい娘が進み出てきました、その娘こそ、レナードの魔法によって変身したシンデレラでした。

「おお・・・・」

その姿を見て、タクト王子は思わずそう呟きます

「はじめまして、王子様」

シンデレラは軽く目を伏せて、行儀良くお辞儀しました

「きれいだよ、ミルフィー」

「あの、私と踊って頂けますか?」

「ああ、踊ろうミルフィー」

「あの、ミルフィーではないのですが」

「そうだね、ミルフィー」

聞いちゃいねぇ

取りあえず二人は踊り始めました、あまりに楽しく、シンデレラは時間のたつのも忘れていました。

その時です

リーンゴーン、リーンゴーン

十二時の鐘が鳴り始めます

「あ!」

思わずシンデレラは声を上げます、レナードの言葉を思い出したのです

(この物質変換の魔法は今日の午前0時、つまりは0000時になると消滅します)

ピンチです、GA3部作並にピンチですもたもたしていると、みすぼらしい服に早変わりした後、恥を掻いて、お城の近衛兵に捕まります

「シンデレラ?」

踊りをやめたシンデレラを王子が心配そうに見つめます

「ごめんなさい!急な用事を思い出して!夕飯のおかずにネギを買い忘れていたので急いで返らなくてはいけないのです!」

普通貴族の娘にそういう用事はありません

「楽しかったです、王子様。」

それだけ言うと、シンデレラは身を翻し逃げるように大広間を駆け抜けていきます。

「走りにくい・・・」

(ガラスの靴を脱ぎなさい、その方が走りやすい)

いきなりシンデレラの頭の中に声が響きます

「! 誰ですか?」

(いいから、早くして!)

シンデレラはガラスの靴を適当に投げ捨て、再び猛ダッシュです。

「だれか!彼女を止めてくれ!」

王子が部下の兵士達に命令を下します

あちこちから統率の取れた動きで数人の兵士達が躍り出てきます、開いてはプロフェッショナル、生身の戦闘ではど素人シンデレラに勝てるすべはありません。

一番先頭に立っている、銀髪で、左目に眼帯を付けている男(インターフェイス・アイなのだが)が一気に間合いを詰めてきます

げし!

いきなり男、―――レスターです―――の頭に着地したのは、さんざんお世話になったレナードでした。

「いそいで」

レナードはシンデレラの手を引いて走り出します、振り抜きざまに近くにいた兵士を持っていた日本刀の峰打ちでアッサリ倒してしまいます

「そ、それは?護神刀の大和です、ちなみにこちらがそれの雌刀の撫子、二つ合わせて大和撫子、分からない方は第二部第二章をご覧下さい。」

なぜか本編の宣伝をしてから草むらに止めてあった車に乗り込みます

そのまま城門を突っ切ろうとしますが、お城の門の前には、ライトグリーンの髪の少女が立っています。

「通すわけにはいきません」

少女―――ヴァニラ―――がそう宣言すると、

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

あたりから総勢五十名ほどの男達が出てきます

「我々はヴァニラちゃん親衛隊!いまここで、貴様らを・・・」

「爆発」

レナードがその言葉を起動し、脳内で力のイメージを発動、彼の能力が今解き放たれ、城門があさり粉みじんに吹き飛びます

『ぐわぁぁぁぁ!!!』

親衛隊の断末魔の悲鳴を黙殺し、渦巻く煙と破片の中を一気に車は駆け抜けます、見事お城から脱出しました、なぜか無傷でこちらをじっと見ている少女を視界の端にとらえつつも、急いでお城から離れます、その直後、十二時の鐘が鳴り終わり、シンデレラの服が元に戻ります、お城の前に止めたままになっている、馬車も戻っているでしょう。

「はぁ・・・・・」

シンデレラはため息をつきます

「どうしました?」

「もしかしたら、あのまま魔法が解けなければ、王子様と結婚できていたかも知れないのに・・・そう思うと・・・」

「ふ・・・む・・・」

レナードはしばし何か考えるような仕草をすると

「つまり、毎日舞踏会があって、そして毎日魔法をかけろと?」

「そうじゃなくて・・・」

「何を言うかと思えば・・・」

レナードはとたんにまじめな顔になりました。

「所詮叶わぬ夢と思っていたことに、我々は少しでも無謀な夢の、片鱗くらいはかなえてやるのが仕事です、そしてそれを、明日への活力に出来るように、しかし、あなたはこうやって良い思いをして、それにうぬぼれてしまった、私はそれが悲しい・・・・」

「レナード、さん・・・」

シンデレラは悲しそうな顔をします

「自分の運命は、自分で何とかするしかありません、あなたがこれからどうやって、自分の望みを叶えられるかどうか、それは、あなた次第です、私が手伝えるのはここまで、やりようによっては、その望みも叶うでしょう」

程なく車はシンデレラの家に着きました、レナードはシンデレラを送り届けた後、車で走り去っていきました。

 

 

 

のちに、城に起こされたガラスの靴を頼りに、あの娘の捜索が行われました。

「失礼します」

シンデレラの家に入ってきたのは、あのときのガラスの靴―――のレプリカ―――を持っている兵士の一人です。

「この靴に足のサイズが合う方を王子のお妃候補としたいと思います」

お妃ではなく、あくまで候補とするのは、足の大きさ以外に手がかりが無く、実は足の大きさ以外は全然違う別人でしたでは話しにならないからだ。

「大きすぎですな」対ミント

「微妙に違う」対ちとせ

「これはちょっと小さいかった」対ランファ

「あんたは履くまでもなく別人」対フォルテ

結局シンデレラは屋根裏部屋から出してもらえずに、靴を履かせてもらうことすら出来ません。

「違ったようなので、失礼致します」

行って兵士は玄関から外に出て

「待って下さい!」

いきなり声が上から降ってきました

「な!?」

兵士が空を見上げると、屋根裏部屋から一人の少女が、ベットシーツを縄代わりにしておりて来るではありませんか

「そ、その靴を、私にも・・・」

「へ?」

 

 

 

のちに兵士はこう語る

「もしあのとき、彼女が勇気を出し、ガラスの靴を履くことに挑戦しなければ、この国の歴史すら変わっていたかも知れない」

 

 

 

それから何年もたち、新たな国王となったタクトと、その妻ミルフィーユは(もう、灰かぶりという意味のシンデレラではなく本名を名乗った)、この国に善政を敷き、歴史に残る名君となりました。

 

 

 

「そう、後はあなたがやるべき事をすればいい、言ったでしょう?

私が手伝えるのはここまで、もう十分手伝いはしたのですから。」

銀髪の魔法使いは、遠くで静かに笑うのでした。

 

 

おわり

 

 

【あとがき】

みなさんどうもどうも、蒼穹一です。

長編ほったらかして短編なんぞ書かせて頂きまして、長編のオリキャラのレナードが出張してきていますが、彼についてはギャラクシーエンジェルBeloved loversをご覧下さい。

さて、これはあの有名なシンデレラのGAバージョン、なんだか変わった話になりましたが、やはり主人公はミルフィーユって、なんだかレナードと掛け合いやらせると、レナードがボケでミルフィーユがツッコミになっているような?長編と役割が逆だ。

さて、それで今回はこの辺で、ギャラクシーエンジェルBeloved loversもよろしく。

 

          あとがき原理主義者  蒼穹一    (ウソです)