時刻は、世界が夜闇に包まれ終えた頃。
惑星トランスバールのとある一画。
どこの世界にも必ずあるであろう、スラム街と呼ばれる地域に、ひっそりと開かれたおでん屋台のカウンター席に、何だか変なヤツが居た。
暑苦しいムキムキボディ。
その額に、きつく結ばれた『絶対無敵』と黒字で書き殴られた白色のバンダナ。
まるで中世の騎士が使っていたかのような、腰に吊り下がっているボロボロの鞘に納まった、やや大型の剣。
はたまた、その身を包んでいるのは、科学技術が発達した現代においては――有用性という意味で、もはや骨董品レベルとしか言えない様な鉄製の鎧。
ゴツゴツとしたその手を覆っているのは、鋼鉄製の篭手。
コイツ、どこかで見たことはあるような……?
でも、それはきっと思い出さないほうが身のため。
程よい具合に酒が回っているのだろうか。何だか変な人は、誰が聞いていようと聞いていなかろうと、お構い無しな様子で、呂律の回らない口調でブツブツと言葉を零している。
「見ひぇろよぉ……エンジェル隊とやらあ〜。わがひゃいはようやく、貴しゃまらの居るこの星にまでやってきたんらぁ〜。必ず、お前達に復讐してやるぞぉー……」
お客さん、飲みすぎですよ。と屋台のおばちゃんが声をかけてくるのと同時に。
「何ですって!?」
屋台の暖簾の外から響いてくる、うら若き女性の声。
その声の主と思われる女性は、問答無用といわんばかりの勢いで暖簾を潜り――変な人に、今にも喰らいつかんばかりに迫ってきた。
「あなた! 今、一体何とおっしゃいましたの!?」
黒く艶やかな長髪を振乱しながら、変な人の両肩をガッチリと掴んで、ガクガクと揺さぶる。
「うひゃあららっらぁー! お主は一体、何者らぁ……?」
「そんなことはどうでもいいんです! それよりもあなた! さっきエンジェル隊に復讐がどうとか言ってませんでしたかッ!? 私の『10キロ先に居てもエンジェル隊に復讐したい人、即ちそれは、私のお・と・も・だ・ち(はぁと)を見つけ出すレーダー』が、こんなに反応してるんだから間違いありませんわ!」
と、矢継ぎ早に告げる少女の頭髪の一部が、変な人に向かってピンッと突き立っている。さながら、それは某チャンチャンコの人の妖怪レーダーの如く。
「むうぁー……。確かにわがひゃいはそう言ったが……」
「やっぱり! ようやくあの変な刑務所から出所できた矢先に……。私ってばとってもツイてるじゃない! やったね私!」
「……でぇ、お主は一体何なんらぁ?」
「単刀直入に言います! 私と一緒に、にっくきエンジェル隊に……ふ・く・し・ゅ・う! してやりましょう!!」
と。この少女の声を聞いて、何だか変な人の鼓動は高鳴り、酔いからすっかりと醒め、勇者としての心を取り戻した!
「何だとぉッ! お主、今何と言ったのだ!?」
「だから、私と一緒に、あの憎きエンジェル隊に復讐してやりましょう! と、言ったんです。こんな所で、同志を見つけることが出来るなんて私は幸せ者ですわ〜。……ちょっと、見た目は変ではありますけど」
「何と! お主もあのエンジェル隊に復讐をしたいと? エンジェル隊めぇ……。このような、うら若き乙女に復讐を決意させる程の悪行を重ねているというのかッ! 許せん! 断じて許してはおけんぞ!! いいだろう! 我輩がお主に力を貸してやるぞ!」
いやー、彼女の場合は自業自得で、思い込みという面が結構大きかったりするから……って言っても無駄なんだろうけど。
「まぁ! それならば話は早いですわ! 善は急げ、とも言いますし。早速、復讐を果たしにいきましょう! ほら? 見て下さい。私のこの服。エンジェル隊の居る基地の軍服なんですけど……私と一緒に来れば、奴等の所にでもすぐに行くことが出来ますわ。さぁ! 早く早く!!」
「むぅ。……暫し待たれよ」
屋台のおばちゃんに代金を支払い、黒髪の少女に急かされながらも屋台を後にする。
「私の名前は烏丸ちとせ。『鳥』じゃなくて『烏』ですよ。あなたは?」
「む、我輩か? ……ふっ、ふははははは!! よくぞ聞いてくれた! 我輩の名は宇宙勇者ガルザーク!」
お互いに名乗りを上げながら、ガシッと堅い握手を交わし合う。
今、ここに最強最悪の迷惑コンビが誕生したのである。
しかし……ちとせ嬢も、こんな変なヤツを相棒に選ぶとは見る目がないなぁ……。
「ほ〜ほっほっほっほっほ!!」
「はぁ〜はっはっはっはっ!!」
突如として、エンジェルルーム内に響き渡る、超迷惑なコンビによる超迷惑二重奏。
「あれっ? そういえばウォルコット中佐の姿が見えませんね〜」
「あー、中佐ならお偉いさん達から何か呼び出し喰らって、暫らく戻って来れないらしいわよ」
「無能な部下を持つと、上司も苦労しますからねぇ……。あ、勿論ヴァニラさんは除いてですけどね(パァンッ!!)」
「ほほほほほほー!!」
「ははははははー!!」
「黙りな。この縫いぐるみ風情が」
「……口は災いの元」
「まぁ、当たらずとも遠からずって所ではないですか? 中には優秀な人材だって居ますし……。例えば、ほら。私みたいな」
「へー、ミントさん? 何だかよく聞こえなかったなぁ……? 今、何て言ったんだい?」
「あら。年を取ると耳も聞こえにくくなってしまって、困り物ですわね。あ、これは独り言ですので、どうかお気になさらず」
「何だとぉ!?」
「ほーほっほっほ! ほほっ! おほほほほほほ…………」
「はっははははは! ふはっ! ふはははははは…………」
「「って! ……無視するなー!!」」
見事にハモった。
ここに至って、ようやく迷惑来訪者その一、その二に注意を向けるエンジェル隊。
「あぁ? ちとせに……この前の変なヤツじゃないか」
「今度は一体、何ですの?」
「そんなの聞くまでもないでしょう! 復讐に決まってますわ!!」
「あー……。またですか」
「それよりも、ちとせはともかくとして。その横の変なヤツ……よくそんな格好で、ここまで入ってこれたわね〜。仮にもここは軍の基地よ?」
「我輩は宇宙勇者だからな!」
いや、それ理由になってないし。
「そんなことこそ、どうでもいいですわ! とにかく! 今日こそ、あなた達エンジェル隊への復讐を果たしてやるんです! 行きますわよ、ガルザークさん!」
「おうッ!!」
と、威勢のいい声で宇宙勇者が答える。
――さぁ、いよいよ、熱く激しい伝説のオウガバトルの幕が切って落とされるか。
「まったく……。面倒だからさっさと済ませるよ。ヴァニラー。やってしまえ〜!」
「……不浄なる者達に神の裁きを」
「嗚呼〜、なんて神々しいんだヴァニラさ〜ん」
キュイィィィィン……という音と共に、ヴァニラ様のへットギア上の宝玉に光が集い、真紅の輝きと共に裁きの閃光が放たれる!
神罰の光――。ヴァニラビームが炸裂だ!
だが、しかし。必殺の一撃を目の当たりにしても宇宙勇者は慌てず騒がず、隣に居た少女の襟首をぐっと掴み……
「え……?」
という疑問の声が上がったのも束の間。
「勇者バリヤー!!」
「あびゃびゃびゃびゃびゃーーーッ!?!?」
自らの眼前に少女の身体を掲げ、盾にしてしまったのだ。
コイツ、本当に勇者か……?
ズビビビビッ! と光線をモロにその身に受けた少女、烏丸ちとせはプスプスと煙を上げながら、掲げられた中空でぐったりとうなだれる。
そして、そのまま宇宙勇者は……
「勇者ァァッ……ブン投げえぇぇっ!!」
エンジェル隊に向かって、手負いの少女を思いっきりブン投げた!
「うっひゃあああぁぁぁぁぁぁ………………!!」
飛距離はそう大した距離ではないが、そのあまりの勢いに吹っ飛んでいくちとせさんの声は軽くドップラー効果。
ターゲットのエンジェル隊達に、無慈悲にひょいっと交わされて飛んでいくのは……
「ぁぁぁぁぁぁーー…………!(ビターンッ!!!)」
――壁。問答無用に壁だった。
その場にべったりと張り付くかのようにでもして、壁面にめり込んでいた少女は……次第にズリズリと地面に滑り落ちていき、そのまま動かなくなってしまう。
「よくも我が同胞を! 許さん! 貴様達だけは絶対に許さんぞ!!」
あまりにも勝手な言い分に最早、誰も言い返す気にもならない。
コイツ、絶対ロクな死に方しないぞ。
「しかし、これでは我輩側の勢力不足は必至……! 何か……何か手はないか!?」
この状況を打開する手段が、何か無いものかと周囲を見回す宇宙勇者。
ふと、その目に止まる物。
「うむ! あれだ! ……勇者ジャーーンプ!」
とうっ! という声と共に、目的の物がある場所へと降り立った。
――エンジェルルームの隅っこにポツンと立つ、ウォルコット中佐お気に入りの、サボテンのシャボ子さん(仮名)の隣へと。
「ぬうぉぉーー! 勇者ブチ抜きィィィッ!」
そして。こともあろうにシャボ子さん(仮名)を、その身を埋めていた鉢植えの中から強引に引っこ抜いてしまったのだ。
「ふははは! このサボテンを我輩の味方につけ貴様等ヌゥワァアチィイイィッ!!」
と、勇者が豪快な悲鳴を上げたのも当然。サボテンを引き抜いたその手には、シャボ子さん(仮名)自慢のトゲトゲがプスプスと刺さっていたのだから。
「あんたとはやっとれんわ!」
その痛みの衝撃から、バシーンッ! という音を立てて引き抜いたシャボ子さん(仮名)を地面に放り投げる我侭勇者。――何故か漫才チックに吐き捨てながら。
地面に転がるシャボ子さんの惨状を目の当たりにしながら、意味不明な事態の急展開に困惑気味のエンジェル隊。
「いやぁー……。流石に物言わぬサボテンじゃ戦力にならんだろ?」
「馬鹿。ですわね」
「あ〜ん、可愛そうなことしないで下さい〜!」
それでも、言うべきことはしっかり言っていたりするのだが。
丁度その時。
プシュッという音と共に、エンジェルルームの入り口の扉が開く。
そこを潜って、部屋内に足を踏み入れてきたのは、
「皆さん、只今戻りました……」
今しがた、任務失敗続きのエンジェル隊の運用その他諸々の件について、上層部からの呼び出しというかお説教から解放されたばかりで、どことなく気疲れした様子のウォルコット中佐だった。
「って……何ですか!? この状況は!」
エンジェルルーム内の様子を見て、一息いれる間も無く、驚きの言葉を発する。
「あぁ……。私が、雨の日も風の日も雪降る日も休まずに世話をし続けた、ラブリーサボテンのシャボ子さん(仮名)が大変ことに……。しかも、その横にいる怪しげなあなたは何者ですか!? もしや、あなたが私の大事なシャボ子さん(仮名)を……」
だが、そんな言葉を――中佐に語りかけられた人物。クソ馬鹿勇者がまともに聞くはずもなく。
「このような凶器を用いて、我輩に手傷を負わせるその卑劣な手口……。そして何より! そのヒゲが! ……間違いない、間違いないぞ。貴様こそ悪の暗黒ヒゲ宇宙を統べる巨悪の長、超暗黒大帝ヒゲチュサーンだな!? そうだ! そうに決まっている!! 我輩がyesと言ったらそうなのだ! ふはははは! 悪の帝王め、覚悟しろ! この宇宙勇者ガルザーク様が成敗してくれるわ!」
「ちょっと、あなた何言ってるんですか?」
最早、問答無用。
ヒゲの中佐が問い返してくる間に、その距離を一瞬でつめた宇宙勇者は……
「勇者ァァ……髭剃りィィィッ!!(ベリベリベリベリィッ!!)」
「ぶぎゃああアァァァァッ!!!」
中佐ご自慢のちょびヒゲをむんずと掴み取り、そのまま勢いよく、その豊かな毛の房を引っこ抜いてしまったのだ!
行き場を失くした毛達が哀しげに、ヒラヒラと宙を舞う。
「ふっ……。暗黒ヒゲ宇宙の一族のパワーの源である、このヒゲさえ無くしてしまえば……もはや我輩の勝ちは当然。……ん? どうしたのだ、お前達?」
自分の勝利を無意味に確信したのと同時に、視界の隅で青白い顔をしながら立ちつくす少女達に声をかける。
その少女達は一様にして、先程までの威勢の良さを微塵も感じさせない様子で、何かに怯えているようだ。
「あわわわ……。と、とんでもないことになっちゃいましたぁ……」
「アンタ、何てことしてくれんのよ!」
「……危険度増大」
「このままここに居ては私達も危険ですわよ?」
「あぁ、そうだな……。皆! 急いでこの場を離れるよ! ほら、撤収だ! 撤収〜!!」
それほど、その『何か』が恐ろしいとでもいうのだろうか。
少女達は我先にと言わんばかりの勢いで、一目散にエンジェルルームから猛ダッシュで駆け出していった。
「ふはははは! エンジェル隊どもめ! 所詮は程度の低い、悪の組織のザコ戦闘員並みの器量だったということか!? いくら我輩の体から、形容し難いほどに眩い勇者オーラが迸ってるからといって、敵を前に恐れをなして逃走するとは! だが、逃がしはせんぞ! 地の果てでも、宇宙の果てまででも、ロゴ・ダウの異星人を追い詰めて、正義の怒りをぶつけてくれるわ!」
何やら盛大な勘違いを口にする馬鹿の前で、『それ』は突然の目覚めの時を告げた。
自慢のヒゲを抜き取られたまま、そのショックから白目をむいて、その場にポケ〜とつっ立っていただけのヒゲ親父の眼光に、鋭い光が宿り、その背後に巨大なオーラが立ち込めたのだ!
「……てめぇは絶対にやっちゃならねえことをやっちまった。覚悟は、出来てるんだろうな?」
彼の普段の温厚な口調からは想像もつかないような、地獄の底から響いてきたかのように重苦しい怨嗟の声。
この馬鹿勇者は、けっして目覚めさせてはならない獣を呼び覚ましてしまったのだ。
「な……!?」
そのあまりの迫力の前では、周りの空気やら雰囲気をまともに読むこともできないアホ勇者も、思わず後ずさりしてしまう程である。
「覚悟しろや、ゴルァァッ!」
その叫びと共に暴走した元ヒゲの人は、憎き(myヒゲの)仇へと明確な怒りの意思を持って、飛び掛っていった。
そして……。
「ギャァァァァスッ!」
エンジェルルームに、宇宙勇者の悲痛な叫びが響き渡る……。
病弱だけど、頑丈さにだけは自信がある。どこか矛盾した特徴を持つ少女。地面にぐったりと倒れこんでいる烏丸ちとせは、耳をつんざくような叫びを耳にして意識を取り戻した。
「あ……いたたた……。なんですの一体……?」
まだ覚醒しきらない意識のまま、目にしたその光景は、まだ若い彼女には、十分に衝撃的なものであり、その意識を急速に覚醒させるのに十分な光景であった。
何があったかは知らないが、自慢のおヒゲを失くして鬼神の如く怒り狂うウォルコット中佐に、ちょっともう言葉には表せないような具合にボッコボコにされながら、地面を転げ周り悲鳴を上げ続けるガルザークの姿。
地面を転げまわっている側のその男は、その厳つい顔を涙でグシュグシュにしながら「ママ〜ン……もう悪いことしないからぶたないでぇ……ボク、いい子になるからぁ……」とか何とか言っていたりもする。
そして、挙句の果てには暴走した中佐の力により、そのまま『負け石』化されてしまった。
そのあまりに悲惨な光景に、少女は――あぁ、やはり復讐なんて間違ってる……暴力って何て恐ろしいものなの! と、自らの今までの行いを悔いながらも、目の前の光景に耐えられず、再び意識を失っていくのであった……。
――その後。暴走した中佐を止めるために、軍の一個大隊が動き、ようやくこれを鎮圧できたとのことだが……それは、また別のお話。
中佐の暴走が収まった後。その怒りの矛先を受け、ボロボロに破壊されてしまったエンジェルルームの瓦礫の中から救出されたちとせは、暫らくの間、病院のベットの上で「うぅ〜ん、ダメです、駄目ですわ……暴力反対、復讐なんてもうしないからもう止めてぇ……」とうなされ続けていた。
よほど恐ろしいものを見てしまったのだろうな……周囲の人々はそう解釈するしかなく、少女の回復を祈ることしか出来なかった。
だけど……。
「ほ〜ほっほっほっ!! さぁ! 今日もエンジェル隊に復讐しまくって、今度こそギッタギタにのしてやるんだから!!」
日にちをおいて、元気になった途端、これである。あの時の誓いや思いやらは一体どこへやら。
そして。今日も今日とて、復讐少女ちとせの日々は続いていくのであった。
――ぶっちゃけ、全然懲りてないじゃん。
「ふはははは! 見ていろ悪のエンジェル隊と、それを統べる悪の帝王よ! 今度こそ、この宇宙勇者ガルザーク様が成敗してくれるわぁッ!!」
『負け石』の状態で放置されていたら、ゴミと勘違いされて基地外に放り出されてしまい、今は何とか元の姿に戻っている――宇宙勇者ガルザークは、見知らぬ星々を転々としながら、再び復讐の機会を狙っていた。
「ふはははは! はぁはっはっはーっ!!」
迷惑変質者の馬鹿笑いが高らかに響き渡る。
全然懲りてないヤツがここにも、もう一人。
なお、無くなってしまった中佐のおヒゲについては、ちゃんと次回以降のお話で復活しているので、どうかご安心を。
だってGAだし。
〜ふはははは!! 「終わり」だ!〜
〜はぁーはっはっはっは!! 「あとがき」!! だ!〜
さぁ、懺悔の時間だ。
……今こそ己の罪を悔い改めよ。
……というわけで。
すいませんでしたぁっ!
……今回も、何だかんだでムッチャクチャな話になってしまいました。
しかも今回の掲載までに、前回からかなりの時間が経過しているし。
色々と日常の生活でやらなければならないことが、てんこ盛りになっていまして(汗
こんな内容のものでも、もしも待っていてくれた方がいらっしゃったのでしたら……お待たせしてしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m
あん? 別に待ってねーよ。という方々に関しましても……このダメ文章書きを助けてやるとでも思って、これからもお付き合いくださいますと幸いです。
さて、お久しぶりのご挨拶も済んだ所で。
今回のオリキャラが生まれた過程、プラスちょっとした補足説明について少しお話してみましょうかw
と言ってもすぐに終わってしまいそうですが(ぇ
GAの世界って宇宙○○と名のつくものが結構ありますよね。
そこで思いついたこと……宇宙? 宇宙何とか……宇宙、勇者とかつけたら面白いかも。宇宙勇者! とかいう超適当な思い付きから生まれたため、新キャラは何とも不憫かつ意味不明なキャラクターになってしまうことに(笑
それに加えて思い切り「お馬鹿」なキャラクターを登場させてみたいという思いもありまして……。
何だかんだ言いつつも、物語を書き終えた今では結構おバカなキャラに仕上がって、今ではなかなか愛着が湧いてきたりもしていますw
(本編中での扱いは酷いものですがw)
皆さんにも喜んで頂けると嬉しいですww
あとは〜。前回のお話での謎の挿入歌とか。
これはGAアニメ版、第2期8話の「あの名(迷)曲」を意識してやってしまいました。
微妙に「昔のアニメっぽさ」を表せるように考えてみましたが如何だったでしょうか?(わざと漢字を平仮名にしたりとか
何となく思いつきで入れてみただけなので、あまり深い意味はありません〜。
某撲殺天使的な設定がどこかにあったかもしれないのも、別に作者が最近、その天使様にお熱だったりするからだとかいうことはありませんので。
えぇ、そんなことはありませんとも。
……たぶん。
今回のお話の場合。中佐の暴走やら、『負け石』やら、何のことかお分かりにならない方はアニメ「ギャラクシーエンジェルS」内の『いどうどん』というエピソードを是非、一度御覧下さい。
きっと、この意味が分かって頂けるはずですw
さてさて。
あとがき、と銘打っておきながら、何も実入りのあることを書いていない気もしますが、今回はここまでです。
また時間が出来次第、執筆作業の方を続けていきたいと思いますので、これからもどうか宜しくお願いしますww
それでは! またお会いしましょう〜w