これまでのあらすじ
どうも、八下創樹です。
ここ最近「エンドレス」の更新を怠ってしまい、随分と話がストップしたままでした。
ので、読んでくださっていた方も内容を忘れてしまってそうなので、勝手ながらあらすじを作ってみました。
これでおおまかな内容を思い出してくだされば幸いです。
第一部あらすじ
ヴァル・ファスクとの戦いから半年。ロストテクノロジー探索の任についていたエルシオールは突如として正体不明の人型の機体に襲撃される。咄嗟のことに対応が遅れたエルシオールだが、偶然居合わせた、同じく人型の機体、IGに乗った青年、朝倉裕樹(あさくら ゆうき)に窮地を救われる。
その中で開かされる新たに敵対する存在。それは別次元に存在する世界、リ・ガウスであった。
激化する戦乱の中、タクトは裕樹の目的に協力する面目で、裕樹を白き月を通じてエンジェル隊に所属させ、同様にEDENでもその存在、およびリ・ガウスの存在を確定させた。
その後、エルシオールもリ・ガウスへと何度か渡り、その中で裕樹の戦友、神崎正樹(かんざき まさき)らを仲間に加え、裕樹の目的でもあった、恋人の水樹美奈(みずき みな)とも再会。裕樹たちも戦争を終わらせるためにトランスバールに協力することを約束する。
更なる激しさを増す戦乱。それを終わらせるために、トランスバールはリ・ガウス内の和平派と協力。タクトの演説により、リ・ガウスの人々は心を動かされ、民衆を一気に和平派に傾かせた。これは事実上、戦争を推進する議会派を完全に孤立化させることを意味していた。
戦争終盤、議会派の要塞「ザン・ルゥーウェ」にて最終決戦を行うエルシオール及びリ・ガウスのレジスタンス合同軍VS議会派のリ・ガウス軍。激戦の中で裕樹は宿敵であるジェノスを苦戦のすえ撃破。要塞も破壊され、戦争はトランスバール軍の勝利となった。
だが、その中、エルシオールの主要クルーの大半が戦死。生存者は僅かに裕樹とヴァニラだけだった。
その中、裕樹は自身の失われた記憶が蘇り、1000年前に自身に刻まれた世界の罪人の証でもある「聖刻」の影響で、皆が死んでしまったのだと理解する。
そして、裕樹とヴァニラは失われた時を取り戻すために、聖刻の力とロストテクノロジーの二つの力で過去へ飛び、並行世界のタクトたちを聖刻の力で無理やり入れ替える形で「生存させたこと」にすることに成功した。
だが、裕樹とヴァニラはそのまま閉鎖空間の狭間に消え、行方不明となった。
第二部あらすじ
前大戦、「パレスティル統一戦争」から二年。トランスバールとリ・ガウスは友好関係を結び、両世界に平和が訪れていた。
エンジェル隊はほとんどのメンバーがエルシオールを離れており、タクトもミルフィーユとの結婚を期に、軍を退役していた。その中で、新エンジェル隊にエクス・ソレーバーや、ランファの弟、クリス・フランボワーズなどを入隊させ、新たな形を作っていた。
そんな中、前大戦にレスターが搭乗していたインペリアル・メガロデュークの強奪を期に、再び両世界が揺れ動く。
前大戦において、戦犯とされ処刑された者の関係者で組織されたクーデター軍、プレリュード軍。両世界同時に進行する驚異の速度で戦争を開始させた。
ミントとフォルテ以外の主要メンバーを欠いているエルシオールは明らかな戦力不足だった。その対策として、新艦長のレスターは偶然、乗艦した前大戦の戦友、神崎正樹を白き月所属軍を意味する特別階級「パラディン」に任命し、復帰させ、ランファも呼び戻した。
そして、ついにプレリュード軍の中心的存在である艦「エルシオーネ」との直接対決が始まった。
その刹那、行方不明になっていた裕樹とヴァニラが突如出現。「戦闘をするならよその宙域でやれ」との忠告をいなす。突然のことであったし、目の前に敵がいることもあり、両軍ともこれを無視。戦闘を開始するが、それを裕樹とヴァニラは僅か二人だけで両軍を完膚なきまでに無力化させた。両軍は撤退を余儀なくされた。
エルシオールの修理中、レスターはシャトヤーンの許可の下、タクトとミルフィーユに会い、軍への復帰を頼み込む。一度は拒みかけたタクトだが、ミルフィーユの想いに共感。復帰を決意する。
そして、再び本軍同士での対決に再び裕樹とヴァニラが登場。だが、裕樹は度重なる戦闘に加え、ずっと負荷し続けてきた聖刻がついに暴走。裕樹という存在が壊れてしまう。決死の思いでその場に駆けつけた美奈だが、裕樹は自身の存在が許せなく、その場から姿を消し、美奈、ヴァニラも後に続く。両軍は、呆然のまま二度目の撤退を余儀なくされたのだった。
何度も重なった奇跡のおかげで、美奈は裕樹に追いつき、彼の深層世界に入り込む。その中で美奈は1000年前、前世の美奈、タクト、ミルフィーユを殺した罪で自分を苦しめていた裕樹を、ありのままの心でついに救う。
1000年間もの裕樹の罪が、ようやく解放されたのだった。
そして、復活した裕樹は前大戦のレジスタンスが前身であるヴェインスレイ軍のリーダーに任命される。主だったクルーは裕樹や美奈などのリ・ガウスの仲間に加え、ヴァニラとちとせが加わってくれた。
そして、ヴェインスレイの活動開始とその目的として、裕樹は新造戦艦「ヴェインスレイ」のクルーに告げる。
自分たちが戦い、倒さなければいけない人物はただ一人、
――――――白き月の聖母、シャトヤーンだと。
―――以上が第三部プロローグまでの大まかなあらすじです。
他のサブキャラや強化された紋章機などのメカニック設定などは、第一部や第二部を参照してください。
また、再び確認ついでに宣言しておきます。
第三部の主人公は裕樹とタクトです。主にこの二人の視点で最後の戦争を進めていきます。