メカニック設定「IG」
機体名:ウイングバスター
機体コード:SW−101
搭乗者:朝倉裕樹
全高:23.4m
重量:65.5t
特殊装備:
なし
武装:
プラズマカッター×2
高エネルギービームキャノン「スティンガー」
長射程スナイパーキャノン「ファングランチャー」
近接迎撃用連装ビームショット
近接迎撃用バルカン
詳細:
開発者は音無春菜。
IGとはInternal Gearの略称で、内部伝動装置の意味を持つ。
白と白銀の装甲色を持ち、リ・ガウスにおける今までの量産機であるアスグやディアグスとは違い、小型の6枚の可変翼を装備。
更に両肩のサイドスラスターに加え、装甲に軽量化金属「デイライト」を使用。これにより大気圏内、外共に高加速戦闘を可能とする。
エンジンにはクラッカーエンジンを搭載。これは別名、光力圧縮装置と言われ、光力だけの安定したエンジンにバッテリーを送り込み、その反作用から生まれる光と電気の爆発エネルギーをリアクターとしている。
だがここまで高機動力を追及したために非常に装甲が薄く、被弾するだけで危険状態に入るという、ある意味厄介な機体として完成してしまった。
そのあまりにもパイロットの命が危険に晒されるという理由から失敗作と春菜は判断したが、それでも完成当時は並外れた高性能ぶりから裕樹が搭乗。解放戦争において驚異的な戦果をたたき出す。
後にその活躍ぶりから『白き翼』と呼ばれるようになり、リ・ガウス軍の管轄である博物館に展示される。が、第一章から約1年前、そのパイロットである裕樹がこれを奪取、リ・ガウスを亡命する。
その後、探索が続けられたが行方が知れず、捜査はほぼ打ち切りとなっていた。
機体名:メガロデューク
機体コード:SW−10A
搭乗者:神崎正樹
全高:24.1m
重量:74.23t
特殊装備:
なし
武装:
プラズマ収束型大型実剣「スパークブレード」
胸部光力レーザー放射兵装「シャイン・ブラスター」
対近接戦闘用連装指向性地雷「エリミネート・クレイモア」
中距離用ビーム・ライフル
背部6連装多目的ミサイル
近接迎撃用バルカン
詳細:
開発はリ・ガウス軍で行われた。
装甲色は赤がメイン。
ウイングバスターの兄弟機に当たるが、まったく逆のコンセプトの元に設計、開発される。それもウイングバスターをEDENの世界で確認されたのが判明したら更に開発が早まった。
逆のコンセプトということで重武装、重装甲をメインにしている。これは同じ性能(または似たような性能)では最強のパイロットである裕樹の駆るウイングバスターに勝てないと判断されたため。つまり実は元は高機動力に重武装が初期のコンセプトだった。
可変翼どころか固定水平翼すら装備してないため、大型のブーストスラスターを装備、驚異の加速力を持つ。その反面、最悪とされた機体バランスは甲殻型スタビライザーで補っている。装甲は固めの「ラグド金属」を使用。厚い装甲を持つことになる。