メカニック設定5(敵機中心)

 

 

 

機体名:アスグ

機体コード:RGUS−100

全長:20.0m

重量:67.7t

 特殊装備:

なし

武装:

   近接用対装甲貫入刀

   ケリウス75mmマシンガン

   投擲用ハンドグレネード

 

詳細:

リ・ガウスにおいて初めて量産機として完成させた量産型IG。

基本的な骨組みは、開発が破棄されたIG、ゼロバスターから流用され、基本的な外見はゼロバスターに似てないこともない。だが、初の量産機としての試みだったので試行錯誤を繰り返す。結果として、性能はお世辞にも良いとはいえないものになる。が、量産機として重要な位置を占める、コストの低さから採用が認められた。

スラスターは装備されているが、飛行は不可能。およそ5秒程度しか浮くことしかできない。更に、機体バランスと武装装備の弱体化を恐れてか、盾が装備されておらず、パイロットの安全は二の次にされている。

武装面も、まだビームが主流でなかったため、近接用の実剣と、マシンガン、ハンドグレネードしか装備されておらず、まさに対IGとの物量戦でしか使用する用途がなかったIG。

それでも、低コストということで、解放戦争では主力とされ、今現在でも使用されているIGでもある。

さらに、今後のIG開発においての基本設計の骨組みとされ、後の機体開発に大きく貢献するIGでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:ディアグス

機体コード:RGUS−200

全長:20.4m

重量:68.3t

 特殊装備:

A、B、C、D、各種バックパック「エクシード」

武装:

   「基本装備」

   近接用対装甲貫入刀×2

   シリウス80mmマシンガン

   近接戦闘牽制用グレネードランチャー

 

   「A型装備時」(高速戦闘用バックパック)

   ロングバレル高初速ライフル

   近接迎撃用バルカン

   専用防盾

 

   「B型装備」(拠点攻撃用バックパック)

   メガバズーカ突撃砲×2

   高性能投擲用炸裂弾

   3連砲ミサイルランチャー

 

   「C型装備」(局地戦闘用バックパック)

   トマホーク近接砲撃用ホーミングミサイル

 

   「D型装備」(対艦戦用バックパック)

   ロングバレル高初速ライフル

   4連装腰部ミサイルポッド

 

詳細:

アスグの設計データを改良して完成させたアスグの後継機。

アスグよりも性能を大幅に強化しつつ、コストを抑えることに成功し、量産機としてはかなりの性能を持っている。

また、ディアグスの最大の特徴は、「エクシード」と呼ばれるバックパックを換装することによって、アスグとは比べ物にならないほどの高い汎用性を持つ。

A型装備は高速戦闘用のバックパックで、装備することにより大気圏内でも短時間だが飛行が可能になり、宇宙空間でもかなりの機動性、運動性を保持できる。さらに機動力の高さから、盾を装備することが可能な唯一の機体でもある。更に、その扱いやすさ、追加されたジェネレーターのおかげで、後にビーム兵器を装備する時にはこのバックパックが使用されている。

B型装備は拠点攻撃用で、機動性を犠牲にしている代わりに、4つのバックパックの中では最も高い火力を持つ。

C型装備は局地戦闘用で、主に水中、砂漠地帯などの戦闘で使用されている。機体の機密を上げて、水中戦を可能にするばかりではなく、機体の照準などのデータが自動的に修正されるため、局地においても通常となんら変わりない操作性を発揮する。

D型装備は対艦戦用で、火力を向上させつつも最低限の機動性を保持しているため、火力、機動性においてバランスが良い。余談だが、対艦戦用であるD型がなぜ一番最後に開発されたかというと、元々ディアグスを宇宙空間で使用するという概念がなかったためである。解放戦争も基本は大気圏内戦闘で、宇宙での戦闘は想定していなかったのである。

このように様々な局地、場面でも対応することが可能で、今現在においてもっとも使用されている主力機である。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:ヴァラグス

機体コード:RGUS−300G

全長:20.9m

重量:69.6t

 特殊装備:

なし

武装:

   レディアルビームサーベル×2

   中距離用ビーム突撃銃

   4連装多目的ミサイル

   近接迎撃用連装ビームショット

 

詳細:

ディアグスの設計データを元にして更に改良を重ね完成させた機体。

量産機としては完成形に近く、かなりの高性能を誇る。更にディアグスとは違い、宇宙空間のおける適応性も高く、武装もビームが主力になっており、量産機とはいえ一機でも侮れない戦闘力を持っている。コスト面のおいても、若干コストは上がったが、充分に許容範囲内であり、理想の機体である。

更に、大気圏内においても高い性能を発揮することができ、ディアグスのように換装パーツはないが、単機で飛行可能、OSを書き換えることにより局地戦闘にでも対応することができる。

まさに今後の主力になる、次世代の量産機である。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:カイーナ

機体コード:FGHL−001

搭乗者:高坂和也

全長:23.9m

重量:81.1t

 特殊装備:

なし

武装:

   ロングビームライフル

   長連装ビームキャノン

   6連装長射程ビーム砲

   6連装複合型多目的ミサイルランチャー

   近接戦闘用機動兵装バズーカランチャー

   迎撃用バルカン

 

詳細:

特殊戦闘用機体開発「コキュートス計画」の中で開発された、氷結地獄コキュートスの第一階層の名を持つIG。

機体コンセプトが、「絶対的な火力で相手を圧倒する」というもので、見た目にも大量の火器を搭載し、怪物的なまでの火力をもつ。その戦闘力は、一機で敵艦をラクに撃墜できるほど。ハッピートリガーとも互角に渡り合い、拠点攻撃にも優れている機体である。反面、近接戦闘はまるで向いてあらず、サーベルすら装備されていないが、それは他のコキュートスの機体とのコンビネーションで見事にカバーできるようになっている。

重武装なのだが、機動性は高く、大気圏内での飛行も可能。重武装IGとしては、メガロデュークの上をいく完成度を誇る。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:アンティノラ

機体コード:FGHL−002

搭乗者:早坂桜花

全長:24.1m

重量:76.4t

 特殊装備:

なし

武装:

   特殊鉱切断糸兵器「刹」×10

   レーザーサーベル×2

   頭部プラズマカノン砲

   胸部拡散粒子砲

   突撃機動ビームポッド×2

 

詳細:

特殊戦闘用機体開発「コキュートス計画」の中で開発された、氷結地獄コキュートスの第二階層の名を持つIG。カイーナの兄弟機にあたる。

機体コンセプトは「コキュートス計画」がもっとも反映された、文字通りの特殊戦闘に対応するというもので、それは武装面において明らかとなっている。

その特徴的な武装が、指から繰り出される特殊鉱切断糸兵器「刹」である。文字通り、極限まで細く、鋭くされた切断糸は、IGの装甲はもちろん、岩だろうが、水だろうが、火だろうが、煙だろうが、なんでも切断する破壊力を持っている。その切れ味から、対IG戦における一撃必殺の攻撃を繰り出すことが出来る。反面、糸であるために操作がケタ外れに難しく、下手をすれば自分がその糸に切り裂かれかねない。この「刹」が近接戦闘においてこれ以上ないほどの強さを発揮しているため、その他の武装はほとんどが中距離用に設定されている。

実は機動力もコキュートスの中でトップクラスを誇り、全体的な性能の良さはジュデッカにも劣らない。この特異的な戦闘スタイルから、紋章機にとっては天敵ともいえる存在である。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:トロメア

機体コード:FGHL−003

搭乗者:白石詠

全長:25.0m

重量:79.9t

 特殊装備:

なし

武装:

   シュレッダーグラブ「アイアンセイバー」

   肩部連装プラズマビーム砲

   中距離用ビームライフル

   近接自動排除用機動兵装ヘビーキャノン

   近接迎撃用バルカン

 

詳細:

特殊戦闘用機体開発「コキュートス計画」の中で開発された、氷結地獄コキュートスの第三階層の名を持つIG。他のコキュートスの機体とは兄弟機にあたる。

機体コンセプトは今までに例のなかったもので、近距離用高火力を持つというもので、接近戦の火力の高さならゼロバスターやグランディウスにも負けていない。

その戦闘スタイルのメインとなっている武装「アイアンセイバー」は展開すると三つの刃を持ち、全てを機体のパワーで叩き潰す破壊力を持つ。純粋な機体のパワー比べなら他の機体とは比べ物にならないほどの高さを持つ。が、そのせいか細かい小回りが効かず、裕樹の操縦技法であるSCSがこの機体の天敵である。また、近距離戦に持ち込めないほどの高機動の機体相手も弱点といえるが、それはトロメアとは対照的なコンセプトを持つカイーナとの連携で充分にカバーできるものである。

小回りは出来ないが、機動性そのものは悪くなく、単機での飛行も可能。普通のIG相手には機体のパワーで正面から打ち勝てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:ジュデッカ

機体コード:FGHL−004

搭乗者:新宮路和人

全長:23.9m

重量:81.7t

 特殊装備:

なし

武装:

   近接装甲貫通刀「デスブレード」×2

   連装長射程高エネルギープラズマビーム砲

   6連装高エネルギービーム圧縮誘導弾

   8連装多目的ミサイル

 

詳細:

特殊戦闘用機体開発「コキュートス計画」の中で開発された、氷結地獄コキュートスの最終階層の名を持つIG。他のコキュートスの機体とは兄弟機にあたる。

機体コンセプトは「全てに優れた重IG」というもので、その名の如く、装甲の厚さが異常ともいえるほどに高く、戦艦の主砲を受けても撃墜されないほどの重装甲を持つ。

武装数自体は多くないが、その全てが高火力で扱いやすく、命中精度が高いといった文句のつけようのない完璧ぶり。更に重装甲のクセに機動性もアンティノラに並ぶほどに高く、万能どころか反則的な性能を持つIGである。

余談だが、そのあまりにも分厚い装甲のおかげで、開発が他のコキュートスの機体に比べて遅れ、更に整備にも非常に時間がかかると、需要面で考えれば最悪の機体といえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:ラルヴァ

機体コード:MKT−RBA−000

搭乗者:氷川京介

全長:28.1m

重量:86.2t

 特殊装備:

エーテル・フィールドバリア

武装:

   高出力レーザーサーベル×2

   連装高出力プラズマカノン砲

   ワイアレス・セレリアビット「エーテル・シリンダー」×6

   高エネルギービーム圧縮弾「ティアル・ライフル」

   近接迎撃用マシンキャノン

 

詳細:

リ・ガウス軍が今後の機体開発の向上のために、基本設計の土台になるように開発された実験的な意味合いの強いIG。

実験機として使われるはずだったが、その性能の高さから急遽実戦配備されることになった。

武装には高出力のものが多く、生半可な装甲など紙のように貫通させてしまうほどの火力の高さを持ち、機動性も非常に高い。その理由として、これでもかというほどに大量のジェネレーターが搭載されており、エネルギー容量は全IGの中でも最高を誇る。当然、二度と作らない実験機としての特権といえる。

この戦争において、唯一、ゼロバスターに圧勝したIGでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:デルヴィッシュ

機体コード:X−D002

搭乗者:ジェノス・テラ

全長:24.2m

重量:72.4t

 特殊装備:

セフィロート・クリスタル

武装:

   ラケルタ・プラズマブレード×2

   ディメンジョン連装相転移長射程波動砲

   オールレンジ衝撃波兵器「スナイプ・ウェーブ」

   高エネルギービーム圧縮弾「ティアル・ライフル」

   迎撃用マシンキャノン

 

詳細:

リ・ガウス軍が「X−D」の機体開発計画を再実行した際、ゼロバスターの設計データが紛失しており、記憶を頼りに、構造などを独自に改良させ完成させた、リ・ガウスにおける「X−D」計画の基本設計の元となった機体。

記憶だけのゼロバスターを真似て開発した機体だけに、ゼロバスターとは姿形が非常に似ている。が、性能は最新の技術を取り入れられており、ゼロバスターの上を行く性能を持つ。

武装面も相転移波動砲や、衝撃波兵器などを搭載し、非常に強力なIGとして実戦配備されている。機動性も高く、このIGと対等に渡り合える性能を持つ機体は限られてくるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:エンド・オブ・アーク

機体コード:X−D006

搭乗者:氷川京介

全長:23.61m

重量:77.13t

 特殊装備:

セフィロート・クリスタル

エーテル・フィールドバリア

武装:

   高出力ラケルタ・サーベル「ヴァイオレイター」

   熱プラズマ複合連装砲「メガスティンガー」

   高出力1200mm複列位相エネルギー砲「プラズマブラスター」

   6連装多目的ミサイルランチャー

   ワイアレス・セレリアビット「エーテル・シリンダー」×8

   高エネルギー連装ビーム圧縮弾「ダブルティアル・ライフル」

   近接迎撃用マシンキャノン

 

詳細:

リ・ガウス軍がトランスバールとの決戦のために開発した、純粋に破壊力を極限まで高めた超高性能IG。

その名の如く、強大な大武装、大火力を保有しており、純粋な破壊力という点においては最高クラスのIGといえる。まさに要塞の如くの火力を持つ。

さらに機動性も随一で、グランディウスをはるかに超える運動性、機動性、加速力を持ち、ヴァナディース、ラストクルセイダーと互角に渡り合うことが出来る。

大量武装の外見とは裏腹に、全身のいたるところに追加スラスター、ブースターを装備し、エフクトコンバーターなどの最新鋭機もふんだんに取り入れられているため、この戦争におけるリ・ガウスのIG開発の最高点の到達形態である。

余談だが、これだけの性能を持つ、まさに「破壊の兵器」に乗るのは、皮肉にも、誰よりも破壊と戦争を嫌う、京介であった。彼にとってこのIGとは自分の理想を崩す機体であり、彼は自分の理想をこの機体に壊され、彼がもっとも大切にしている友人たちを殺すために、この機体を駆ることになってしまう。

京介にとって、この機体は全ての闇を形成してしまう、苦しみの形と言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体名:ソウルドレイク

機体コード:X−D000

搭乗者:ジェノス・テラ

全長:25.4m

重量:78.4t

 特殊装備:

セフィロート・クリスタル

エーテル・フィールドバリア

武装:

   高出力大型エネルギーサーベル「ダインスレフ」×2

   胸部長射程時空相転移波動砲「バニシングブラスター」

   ジェノサイド腰部連装高速リニアレールキャノン

   6連装マルチロックオン式対艦ミサイル「ファング・インパルス」

   変則強化型ワイアレス・セレリアビット「ドレイク・シリンダー」×8

   高出力プラズマエネルギー圧縮大型弾「オルガキャノン」

   近接迎撃用レーザー発射装置

 

詳細:

ジェノスが独自の考えと理論で開発、完成させた究極のIG。「魂の暴君」の意を持つ。

機体コード「X−D000」の意味は軍でありながら正規に開発されたわけではないため。つまり、記録には残らないIGとなっている。

ジェノスが今までのリ・ガウスの技術だけでなく、採取した紋章機のデータも反映させてたIGであり、その性能の高さは説明できる範疇を超えている。

武装もエンド・オブ・アークに負けないほどの大火力、大出力を持っており、機動性においてもヴァナディースのような細かいスラスターを大量に装備され、最大加速時にあいても鋭角的な方向転換が可能となっている。

ともかく基本性能が常識を超えており、ラストクルセイダーやヴァナディースすら凌駕している。今回の戦争終盤において、数々の機体を撃墜することになる。

余談だが、この機体の名前である「ソウルドレイク」(魂の暴君)とはジェノスが命名したが、それは決してジェノス自身のことを指しているのではなく、裕樹に向けて指されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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