機体設定資料壱之章
AF−Hresvelgr000「マーク・ヌル」
開発コード『LFX』 識別モデル:フレスヴェルグ
全高:30.9M 重量:80.5t
正式適合者:天都伊織
<解説>“パイロット殺し“の異名を持つ”フレスヴェルグモデル”の一つで伊織の愛機。
AFとはガーリアンで開発された巨大人型兵器「ArmamentFrame」の略称。
機動力と射撃関連の性能が向上され射撃戦闘に特化された機体で動力源は「ニヴルヘイ
ム・リアクター」。
超高硬度のオリハルコン金属と柔軟性に優れた鋼で形成されている為、柔軟な動作が可能。
マントのようなアーマーは展開する事によりウイング・バインダーとして機体の機動力を格段に向上し重力下での機動戦闘も展開できる。
なお、“ヌル“とは独語で『零』を意味し<マーク・ヌル>とは”フレスヴェルグモデル“の零番機に位置する機体である。
<通常武装>:内蔵式機関砲
内蔵式超小型ミサイル
格納式単分子カッター
内蔵式ホーミングレーザー発振機
“ツインバレルハンドガン”
ガンオービット“パラドキサ”
<武装面解説>
≪内蔵式機関砲≫:<マーク・ヌル>の手甲の部分に内蔵されている機関砲。
速射性能と連射性能を兼ね揃えてはいるものの、あくまで牽制用として使用されることが多い。
≪内蔵式超小型ミサイル≫:俗に言う『マイクロミサイル』と称されるこの兵器はガーリアンに存在する軍事企業『ASUKA』が開発した。超小型な為、腕部の装甲内に格納でき欠かせない武装の一つである。
1発、1発は涙が出るくらいの非力さだが集まればその高密度と化した弾幕は油断できず、仮に油断して全弾を喰らった場合は相当の損害を覚悟しなければならない。
≪格納式単分子カッター≫:同じく装甲内に格納されている接近戦用の兵器。
刃は装甲と同じく超高硬度のオリハルコン金属が使用されており特殊装甲といった類の装甲などを簡単に引き裂くことが可能。
<マーク・ヌル>にとって数少ない近接用兵器である。
≪内蔵式ホーミングレーザー発振機≫:掌内部に埋め込まれているホーミングレーザー発振機。
“フレスヴェルグモデル”の標準装備でもあり<マーク・ヌル>の発振機は追尾性能を特化しより多くの敵にダメージを与えることができるよう、チューンナップが施されている。
放射線状に描かれるレーザーだが至近距離から叩き込むことにより発射して間もないので出力の低下が衰えることないため、敵に大ダメージを与えることが出きる。
伊織はこの技を≪アバランチ・クレイモア≫と称し多用している。
≪ツインバレルハンドガン≫:銃身が二つ備わりワントリガーでバースト射撃を可能にした<マーク・ヌル>の愛用武器。
射程もライフル並に高く実体弾とプラズマ弾が交互に発射され、非常に使い勝手が良い。
軍事企業『パンツァー・インダストリィ』が造り上げた第一世代型の兵器で、徐々に第二世代型に追い抜かれて入るものの、伊織は特にこのツインバレルハンドガンを愛用している。
≪ガンオービット“パラドキサ”≫:機動射撃兵装。
高度なAIを搭載する事によって自ら敵を発見、攻撃を開始し、射撃の制度も精密で的確かつ迅速に敵を撃墜するようプログラミングが施されており、計五つ<マーク・ヌル>の背後に備えられ、それぞれ違った武装を装備している。
後書き
とりあえず<マーク・ヌル>の設定をちゃんと書こうと思って書きました。
以前から「練りに練った」というメカニック設定とは違いますのでご安心下さい。