銀河英雄の翼〜プロローグ〜

 

 

かつて・・・『EDEN』という国がありました。EDENは繁栄に繁栄を重ね、豊かな国となっていました。

しかし、後に『クロノ・クウェイク』と呼ばれることになる銀河規模の未曾有の大災害が起きたのです。

これによりEDENは恒星間航法を始めとする、『クロノ・スペース』を使った技術が失われていったのです。

そして、世界は文明が崩壊しはじめ、また、バラバラになっていったのです

                   

時は流れ・・・クロノ・クウェイクから200年経った時、小さな国であった『トランスバール皇国』に一つの、巨大な人工天体『白き月』が現れました。

この白き月には失われたEDENの技術、『ロストテクノロジー』がたくさん眠っていたのです。

それらを手に入れたトランスバール皇国は再び恒星間航法などの技術を手に入れ、版図を広げていきました。

 

さらに時が流れ・・・トランスバール暦401年。

128以上の惑星を版図におさめていたトランスバール皇国に、一人の青年が一人の幼い少女を連れてやってきました。

彼らは崩壊したと思われていたEDENの民だったのです。

彼らによってトランスバール皇国はEDENの存在を知り、EDENと交流をかわすようになりました。

トランスバール暦404年。

研究をしていたEDENにある、銀河の全英知を記録している『ライブラリ』の情報から、『NEUE』という新世界の存在が明らかにされました。

そして、さらにその新世界へと行くための道となる世界『ABSOLUTE』を見つける事に成功しました。

これによりトランスバール皇国、EDENはNEUEと交流をかわすことが可能となったのです。

EDENもNEUEもトランスバール皇国も、平和な日々を過ごしていました。

 

そして・・・トランスバール暦412年。

そんな平和な日々に、終わりが告げられようとしていました。

 

 

 

 

〜あとがき〜

再び始めから書き始めることにしました。長い話を再びする事になりましたがどうかよろしくおねがいします

今回はプロローグです。GA無印の始めのシャトヤーン(あるいはその声優)の語りのようにしました。そういう風に思ってください。

プロローグなので短いですが、1話からちゃんと長く書いていくつもりです。