第三章「華玄七月」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、タクトはさんさんと降りそそぐ陽射しと、遠くに聞こえる波の音に目を開けた。

その視界に、司令官室ではない天井が目に入る。

「・・・そっか、ちとせと休暇に来てたんだっけ・・・」

寝ぼけたノロノロした思考で思い出す。

昨夜、ちとせと一緒にホテルに戻ってきて、早々と自分の部屋に戻って眠ってしまったのだ。

さて、とりあえず理解できた。

というわけでもう一眠りしよう。二度寝とは、これ至上の至福なり。

と、右に寝返りをうったところで、顔がやわらかいものに触れた。

毛布などでは決してなく、心地の良い、柔らかさだ。なんというか、弾力もある。

「――――――」

硬直すること実に30秒。

恐る恐るそのままの体勢で身を引く。

まず目に入ったのは乱れた長い黒髪だった。

次に視線を動かして目に入ったものは、なんとも幸せそうに眠る、無邪気なちとせの寝顔だった。

「な――――――なっ!?」

仰天を超えて、停止する。

なぜ、こんな目の前にあられもない姿でしかも可愛らしいちとせが寝顔で――――――って違う違う。

もしや、と思い周囲を見渡すが、――――――間違いなく、ここは自分の部屋だ。

と、そこまでして、タクトはようやくちとせという少女の特徴を思い出す。

そう、ちとせは非常に低血圧で、寝ぼけ王としてエルシオールに君臨していたのであった。

唯一つの可能性。それはちとせが寝ぼけて自分の部屋に入ってきたということだ。

かなり無理があるような解釈だが、ちとせなら普通にあり得る。―――まぁ、鍵をかけ忘れた自分も悪いのだが。

(って、王道すぎだぞ、ちとせっっ!!!)

心の中で全力でツッコミを入れる。

「ん・・・・・・んー・・・・・・」

(うわぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!!!

ちとせの艶めかしい寝言に、タクトの理性は限界スレスレだ。

シチュエーション的にはまさに最高なのだが、心の準備がまったく出来ていない。

もはやどうすればいいのだろうか。これに比べたらレスターに睨まれながら司令官の仕事をしているほうが遥かに楽だ。

そんな苦悩するタクトの目の前で、ちとせはのったりと体を起こした。

ちとせがパジャマ代わりに来ていたのは、寝巻きの浴衣、といったところだ。

さすがは高級ホテル。パジャマの要望にもバッチリである。

当然の如く、浴衣は乱れ、肩がその姿を覗かせていたり、艶めかしい太ももがくっきりと見えてしまう。

「・・・・・・」

寝ぼけ眼でこちらをじ〜っと見つめてくるちとせ。

「ち、ちとせ・・・?お、俺、もう起きるから・・・」

精一杯の気合でそれを告げたのに、寝ぼけ王、ちとせにそんな言葉が届くわけがなかった。

「えへへ〜・・・タクトさ〜ん・・・」

甘えモード全開で、ちとせが再びしがみついてきた。

「ち、ちとせ!?」

思わず声が裏返る。

果たしてこの世のどこにこの状態で正気でいられる男がいるのだろうか。

「んふふ〜・・・タクトさん、あったかいです〜・・・」

「ちとせっっ!!ふ、太もも!胸、胸がっ!!」

彼氏として、ちゃんとちとせを起こさないといけない気持ちと、男としてどうしようもない気持ちの板挟みに、タクトは何もすることができなかった。

 

 

 

 

 

――――――後にタクトは語る。あれは究極の拷問だった、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ、本当に申し訳ありません・・・!!私って、いつも・・・」

朝食のテーブルに着いてから、ちとせは泣きそうな顔でテーブルに頭をぶつける勢いで謝り続けた。

「いや、だからねちとせ。もう気にしてないって」

タクトは泣きそうなちとせを慰めるようにして、声をかける。

 

―――そういうタクトだが、その後、まったく何も出来なかったのだ。

   あの後、数分でちとせの頭に血が回り、いつものちとせに戻ってくれたおかげで助かった。

   その際、「きゃあぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!」、という叫びと共に、腹に拳底を叩き込まれたのだが。

   ちとせにそんな護身術を教えたランファが呪めしい。

 

「ほら、朝ごはん冷めるから、ね?」

「・・・・・・はい」

どことなくシュン、としながらちとせは朝食のサンドイッチに手を伸ばした。

合わせて、自分もトーストサンドに手を伸ばす。

リゾート地らしく、すでに陽射しは暑くなっている。けれど、ホテルの中は冷房完備だ。

遠くのエメラルドの海を眺めながらの朝食は、この上なく味を引き立てた。

メニューは小奇麗に切りそろえられたサンドイッチ。タクトのはトーストサンドだ。それにポタージュスープ、スクランブルエッグにコールスローサラダと、これ以上文句をつけるとバチがあたるほどのメニューだ。

ミルフィーユの料理、とまではいかないが、それでも絶品の朝食を頬張って笑顔になるタクト。

そんな子どものような笑顔に、ちとせの顔も自然と笑顔へと変わっていった。

 

 

 

「今日はどうしますか?」

笑顔に戻ったちとせが、スープカップを手に取りながら尋ねてきた。

「私はまた泳いでもいいですけど・・・」

「・・・ごめん、ちとせ。俺が日焼けで無理。ヒリヒリして泳げたもんじゃないよ」

真っ赤になった腕を見せる。というか、冗談抜きでヒリヒリしている。

さすがに昨日、気絶したちとせを介抱したのち、何も考えずに昼寝したのが不味かった。顔こそビーチパラソルの影の中だったが、それ以外は数時間、焼け付くような陽射しを受け続けたのだ。

そんな腕をまじまじと見て、ちとせはクスクスと笑う。

「タクトさん、腕、真っ赤ですね」

「あー、ちとせ笑うことないだろ?こっちはひどい思いをしてるってのに・・・」

拗ねたような顔つきでコーヒーをすすると、またちとせが笑い出す。

腕の日焼けはつらいけど、その見返りにちとせの楽しそうな笑顔を見れたのだから、よしとしよう。

二人で笑っていけるのは、なにより楽しいことだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、と・・・」

タクトは朝食後、医務室に行って日焼け治しの薬(便利なものがあるもんだ。さすがリゾート)を貰って、ようやく腕の赤みを直したところだった。

ちとせとは、とりあえず午前中はノンビリしようと、朝食後に別れたきりだった。

服装は朝食の時のままで、ライトブルーの生地のシャツに、膝下まであるズボンで決めている。

とりあえず、午後はちとせとどこに行こうか考え、ベッドに勢い良く倒れこんだ。

「・・・・・・」

真っ白な天井をただ見上げる。

タクトは、一人になっても決して昨日の夜のことは考えなかった。

当然、ちとせが心配なのは当たり前だが、解決法がまったくないのだ。何より、情報が少なすぎる。

結果として、もう一度あのような現象が起きてから対処するしかないというわけである。

タクトと人となりを表すのに、この見事なまでの切り替えと潔さが伺える。

無論、他人(主にレスター)を困らせるという潔さも含まれるのだが。

「んっ・・・――――――カフェでのんびりしてくるか」

軽く伸びをしてから、タクトは財布をポッケに入れ、ベッドから勢いよく起き上がった。

まだまだ時間はある。ゆっくり、のんびり考えればいいさ。

ちとせとの時間も、月の夜の出来事も。

再度、頭を切り替えて、タクトは部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ・・・ちとせ?」

カフェに行くためにロビーを通りかかると、電話コーナーの所で電話をしているちとせに気がついた。

ちとせは朝食の時とは服装を変えて、白の半袖ブラウスを着ている。スカートも膝元までと、ちとせも暑いところでは涼しげな服装だ。

ちとせのことだからエンジェル隊に連絡を入れているのかと思ったが、どうも違うようだ。

なんていうか、本当に心の底から笑っている表情だ。いつもの笑顔とは、どこか違う。

と、今度はいきなり沈んだ表情に変わる。

電話口の相手にしきりに頷いたのち、ちとせは電話を切った。

そっとしておいても良かったのだが、妙に気になり、タクトはちとせに聞いてみた。

「あ、タクトさん」

「ちとせ、今の電話・・・誰だったの?エンジェル隊のみんな・・・じゃ、ないみたいだね」

ちとせの顔を見ればわかる。笑顔なのに、どこか悲しげだ。

というか、何か申し訳なさそうな顔で、モジモジしている。――――――ああ、ちとせがこういう表情をしている時って、

「ちとせ、何か言いたいことがあるなら言ってごらん」

「え・・・!?ど、どうしてわかるのですか!?」

本当に驚いた顔をしている。わからないものなのだろうか?

「ま、俺はちとせの恋人なんだから。ちとせのことはよく見てる、ってことさ」

「あ・・・・・」

今度は徐々に顔が赤らんでくる。

こういう赤らみかたは、ちとせが喜んでいる証拠である。

ちなみに、瞬間沸騰の場合は、主に恥ずかしい時であったりする。

「わ、私だって、タクトさんのことは・・・よく、見てます・・・」

言ってて自分で恥ずかしくなっているちとせ。ちとせのこういうところが自分は好きだったりする。

「ありがと。―――で、誰だったの?良ければ教えてくれないかな?」

「あ、はい。―――母さまです」

「・・・お母さん?」

なんというか、以外だ。今までちとせの家庭事情には触れなかったので、やけに新鮮に聞こえる。

「はい。私的な用件だったのですが・・・・・・」

「ええっと、何を伝えたの?」

途端、またちとせが赤くなりながら話してくれた。

「その、タクトさんと一緒に休暇中です。って」

「ははあ。それで怒られたりしたわけ?」

それなら何となく納得できる。

ちとせの礼儀正しさは、きっと家訓からきたものなのだから、厳粛な家に違いない。その家から見れば、一人娘が男と泊りがけでデートなどしてるとわかれば、怒るに決まってる。

「いえ、違うんです。―――その、休暇中と伝えたら・・・」

「伝えたら?」

「―――その・・・泊まりに来なさい。・・・と」

「へぇー・・・・・・・・・・・・・・・――――――は?」

一瞬、思考回路が停止した。

「・・・なんですと?」

「ですから、その、・・・明日ぐらいに、タクトさんを家にお招きしなさい、と・・・」

ちとせは段々と俯きながら真っ赤になっていく。

反対に、タクトは段々と青ざめていった。

(ま、まさか・・・娘の彼氏の顔を一度は拝見しようと・・・!?)

頭の中にすげぇヤな予感がぐるぐると渦巻いていく。

(いや、待てよ・・・?)

当たり前のポジティブ思考のギアが走りだした。

(ここで男らしさを出しておけば、将来的に結婚する時に有利・・・?)

タクトの頭の中で教会の鐘が鳴り響いた。なんというか、都合良過ぎるほどに。

「・・・それと、母さまはタクトさんのこと、ご存知ですから」

「ならば好印象を・・・――――――って、なんだって!?」

再び思考回路が凍りつく。これ以上の負担は回路の危険ですよ、と頭が訴えてきているが、とりあえず無視。

「聞いていいかな、ちとせ。・・・なんで、ちとせのお母さんが、俺を?」

「それは、タクトさんとお付き合いさせて頂いていると、付き合い初めた頃に連絡しましたので。――――――それで、皇国の英雄とお付き合いしているのなら、一度家までお連れしなさい、と」

「ああ、なるほど・・・」

とりあえず、今回は試すわけでも、脅されるわけでも、反対されるわけでもなく。

単に、客人としてお越し下さい、と言っているわけだ。

「そ、それで、せっかくの休暇中なのですが・・・その、タクトさんさえ宜しければ・・・・・・」

「うん、いいよ。行こうか」

迷いもなく、躊躇いもなく即答する。

ちとせの親からの誘いだし、何よりちとせの故郷には一度行ってみたかったのだ。

「本当ですか・・・!!ありがとうございます、タクトさん・・・!!」

本当に嬉しそうな笑顔でお辞儀するちとせ。

そんなに喜んでもらえると、招かれるこちらも嬉しくなってくる。

さて、なら行く準備を整えないと。

ホテルは今日は泊まるが明日にはチェックアウトしなければ。

お金は無駄になるがこの際気にしない。それに、他の準備もしなければ。

 

 

 

 

 

そんなわけで、午後の時間はちとせの帰郷のためのお土産を買いに回るとこになった。

喜ぶちとせのためにも、真剣に選ばないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰郷の準備と期待だけで一日を使ってしまい、あっという間に夜になった。

ちとせと別れてから、タクトは部屋には戻らず、まっすぐにエレベーターに乗り、屋上に到着する。

屋上は、一際強い月の光が降りそそぐ場所でもあった。

月が近い。

今まで以上に、月が近かった。

「・・・・・・はぁ」

思わず嫌気が差した。

なぜ、自分の部屋で寝ようとしなかったのか。そうすれば、こんな気分にもならなかったのに。

「ああ、でも・・・」

仕方ないと考えた。

ここに来るのは、ほとんど本能的といえるのだ。

ほら、その証拠に、

 

 

 

――――――目の前で、月が朧月へと変わっていく。

 

 

 

背後で、エレベーターが到着した音が聞こえる。

こんな時に、こんな場所へ来るのは、彼女しかあり得ない。

見ているわけではないのに、やって来たちとせの髪が風に靡いているのが、気配でわかった。

 

 

 

 

 

――――――その想い  ため息にのせ   捨てた

      崩れた心の破片   漂い続ける

      そばに居て

            刻まれた印を

      見つめ合った一瞬は  きっと永遠で

                     孤独奈落へと

      もしもいつか

                  たくさんの愛に包まれて

            月の揺りかご(クレイドルムーン)

 

 

 

 

 

昨日の夜が、繰り替えされる。

頭に響き、胸に染み込むような詩が流れてきた。

昨日とは、歌詞が違う。抜けてる部分が少しだけ埋まっている。

この詩を詠う少女の声。

 

 

 

「朧月からなる白夜を陰るは、七月(ななつき)

 

 

 

確かめなくともわかる。

また、だ。

振り返った視界に入った、愛しい少女の体の真紅の瞳と蒼穹の瞳が、やけに綺麗に見えた。

「今夜もいい月ね、タクト」

拒絶はしない。けれど、警戒はする。

彼女は、ちとせではないのだから。

「・・・そうだね、これ以上ない、月だ」

「あら、さすがに適応が早いのね」

「そんなことはない。―――ちとせの体に何かしてみろ、その時は・・・」

「出来もしないことを言わないで」

静かな脅しにも、まったく応えない。

なんだか、本当にヒトなのか怪しく思えてくるほどだ。

「・・・それで、気づいたの?この娘の気持ちに」

「・・・・・・ちとせから、たまに『そう見られている』、というのには気づいていたさ」

主語を抜いた、抽象的な言葉での会話。

第三者からすれば、まるで理解できない内容である。

「でも、いつかちとせから話してくれるのを待とうと思ってたけど・・・」

「この娘は決して言わないわよ。あなたが気づかせなさい」

それ以上は話すことがないのか、彼女(?)は再び月を見上げた。

「・・・儚い朧月。白夜のように成れればいいのに」

そこまでして、タクトはようやくいつもの思考に戻ってきた。

まずは、彼女(?)が何者かを明かさないと。ちとせの体をそう簡単に使われてたまるものか。

「君、名前は?」

「――――――呆れた。タクト、いつからあなたは“答えを自分で求めること”を止めたの?」

「――――――」

彼女は何も言わない。ただ、背後の月が怪しく輝いた。

それが、ひどく気分を悪くさせた。

「・・・七つの月、知っている?」

「七つの、月・・・?」

 

 

 

――――――七つの月。

――――――もしくは、第七の月。

――――――第七の月。それは、天地創造を示す月。

――――――七つの月。それは、始まりと終わりを司る象徴。

 

 

 

「いつか、そこに辿り着くわよ、タクト」

「・・・・・・」

「憶えておいて。あなたたちは、月に認められた人たち。その事実も、私がここに在る理由なのだから」

「だから、それは一体・・・」

「・・・今日の朧月はここまで。―――タクト、あなたが一体何者なのか。それを、ちゃんと理解して。そうすれば、やがて七つの月が・・・――――――」

言いきる前に、瞳の色が戻っていく。

まるで、これ以上の助言は許さないと、誰かに――月に――止められたかのようだ。

 

 

 

 

 

 

頭の中で整理する。

 

 

 

――――――朧月、白夜のように続けば――――――

――――――朧月からなる白夜を陰るは、七月――――――

――――――儚い朧月、白夜のように成れれば――――――

 

 

 

そして、この言葉。

 

 

 

―――朧月。

―――白夜。

―――七つの月。

 

 

 

 

 

 

まだ、ピースは揃わない。

繋がるモノも、今だ繋がることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――あ、あれ、私?」

本当になんの前置きもなく、彼女(?)はちとせに戻った。

「・・・タクトさん。私、どうしてここに?」

「―――どうしたのちとせ?一緒に月を見るってここまで来たんじゃないか」

何気なく笑って返す。こんな時、上手なポーカーフェイスは便利であったが、悲しくもあった。

ちとせに、余計な心配はかけたくない。

ただでさえ、ちとせにはなんの自覚もないのだ。

だから、こんな単純な嘘で、記憶の補填をするしかなかった。

「そう、・・・でしたね。そんな気がしてきました」

「だから、そう約束したんだって。まったくちとせは・・・」

ワザとらしく拗ねてみると、ちとせが慌てて寄ってくる。

ちょっと困った顔のちとせは、不謹慎ながら、可愛く見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜の月は、どこか、寂しげな月光を放っているように見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜あとがき〜

今回はラブ、というよりほのぼの感が強かったでしょうか?ま、二人だといつもこんな感じの日常だということです。

さてさて、三章に入ったので、少しずつ伏線のスケールを増加してみました。

徐々に明かされる、タクトとちとせの月の物語に、ご注目ください。

そして、この話のタイトル、「朧月白夜」の意味も明かしていきますので。

 

 

 

さて、ちょっと私情です。

のんびりする。と宣言しておきながら、私の本命である「ENDLESS OF ETERNIA」そっちのけで「朧月白夜」を更新しています。

なんと言いますか・・・最近非常に忙しくて、話の展開、構成をじっくり吟味しなければならない「ENDLESS OF ETERNIA」と違って、「朧月白夜」は基本構成完成していますから、楽なんですよ。書いてる自分も気分転換になるし。

という苦しい言い訳でした。本編を待っている方、申し訳ありません!!忘れないでください〜〜〜

というわけで、明日は意地でも本編投稿してみせます。余裕があれば「朧月白夜」も。

それでは。