〜あとがき〜
知ってる方はこんにちは。知らない方は初めまして、八下創樹(やした そうき)です。
さて、というわけでめでたく朧月白夜が完結いたしました。これも今まで読んでくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。こうしてめでたく一つの作品を完結させることができました。
さてさて、リクエストから始まったこの作品ですが、当初はタクトとちとせのフツーのほのラブにしようと予定していました。
しかし・・・・・・誰が言ったか、「予定と書いて未定と読む」。うん、つくづく納得してしまいました。
なんでしょうか・・・第二章辺りから単なるほのぼのじゃつまんないから少しシリアスな伏線を入れよう!と思い立ったのが、第二章を書いてるあたりでした。・・・結果的に見れば・・・・・・伏線がメイン張っちゃった。あぁ・・・未熟者で申し訳ありません。
さてさて、話の内容ですが、いかがだったでしょうか?
この話は、タクトとちとせのほのラブ、というより、タクトとちとせと、その子どもを含めた親子の物語だと、私は思っております。
振り返っていただければわかるかと思いますが、カグヤがタクトと逢ってる理由は、最終章に告げたように、あまりに単純なことでした。しかし、それが親子愛なのではないでしょうか?どれだけ時が過ぎても、いつまでも家族を大事に思えること、それは素晴らしいことだと思います。・・・まぁ行き過ぎは困りますけど、ね。
とはいえ、メインは月の物語です。しかし、私自身、後から付け足した伏線なのに、こうも見事に繋がったもんだ、と思っております。いやいや、偶然ってすごいですな。
余談ですが、朧月や白夜の意味は正しいものですが、それを意訳した考え方、捉え方にしたのはあくまで私の妄想なので、ありのままを信じないでくださいね?
話のボリュームですが・・・当初七話完結と宣言して、丁度良かったと思っています。――――――ですが、一つだけ・・・・・・タクトとちとせの新婚生活はもう少し書きたかったかなぁ、と思ったりしてます。ひょっとしたら我慢できずに、完結したくせに『後日談』みたいな感じで書いちゃうかも知れません。(あぁ・・・つくづく優柔不断・・・)
しかし、結構サクッと書ききれた感じです。
これなら今度は別の作品も書いてみようかな・・・。何気に小説1のコーナーの長編で、タクトとミルフィーの二人だけがメインキャラになってる話ってないんですよね。どうしようかなー・・・書いちゃおうかなー・・・。
さてさて、こんなところでしょうか。
では最後に。
これまで掲載してくださった管理人の佐野さん、本当にありがとうございました。こうして一つの作品を無事に完結させることができました。
そしてここまで読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。
このような妄想の塊話を読んでいただき、心からの感謝と感激を送りたいです。
それでは、この辺で。
みなさん、本当にありがとうございました。
2006年12月5日 八下創樹