――― 第3話 いつかの記憶 惨禍 ―――

 

 

 

 

 その日、タクトは何時もの様に艦内視察と言う名のサボりを満喫していた。

 その時の気の向くままに艦内を歩き回り、彼は今、Cブロックのとある部屋のドアの前に立っていた。

「そういえば、レヴィン達はあの時どっちに居たんだろう……?」

 目の前のドア……レヴィンの部屋の前を通りかかった時に、タクトは唐突に先日のレスターとの会話を思い出した。

 

 

 

 

「タクト……。お前は、あの兄妹をどう思う?」

 その日、珍しくブリッジにて仕事をこなしていたタクトにレスターはそんな質問を投げかけていた。

「随分と唐突な質問だね、レスター。お前らしくもない」

 士官学校以来の親友の突然の質問にタクトは、少し驚いた。

 質問の内容は、最近エルシオールと行動を共にする事になったジントニック兄妹についてのものだった。

「レスターは、《獣人》が嫌いなのかい?」

 どこか冷ややかにタクトは、レスターの質問に対して質問で応えた。

「俺が他人を出生だけで判断するような人間じゃない事は、お前がよく知っているだろ」

「確かに……。じゃあ、彼らのどこにレスターは不安を感じているんだい?」

 先程の質問は冗談、と笑みを浮かべるタクト。

 しかし、それもすぐに困惑のものへと変わる。

 彼がなにを持ってしてあの二人を疑うのか分からない、その心中をタクトの表情は雄弁に語っていた。

「何せ時期が時期だからな……。まだ、あれから3年しか経っていないんだ。タクト、お前も覚えているだろう?」

「《ビスト内乱》のことかい、レスター?」

 タクトの言葉にレスターは無言で頷いた。

 

 

 惑星ビスト。トランスバール皇国に従属する幾多の惑星の中でも、そこに暮らす人々の特徴は皇国内に広く伝わっていた。

 強靭な身体能力、旺盛なまでの戦闘意欲、それらを支える生存への執着心……。

 《獣》の因子を強く受け継ぎ、且つ精神が昂ぶる事によってより《獣》としての能力をより強くする。

 彼らは《獣人》と呼ばれ、一部の国民に恐れられ、蔑まされた。

 今は亡きジェラールが王となるまで、一部の国民によるそれは憚れる事無く行われていた。

 穏健派であるジェラールの政により《獣人》に対するそれは、目に見えて減っていた。

 しかし、病巣(それ)の根は深い。

 皇王の目の届かないところで、古いしきたりを重んじる文化圏で、それらは確実に行われていた。

 そして、トランスバール暦409年。悲劇は起きた。

 急進派が武装蜂起を突然と起こし、保守派の中心人物を襲撃、殺害したのだ。

 そこからの争いの拡大は早かった。

 同じ星に住む、同じ種族の人間が血で血を洗う凄惨な殺し合い。

 戦場は瞬く間に、惑星全体へと広がっていった

 皇国軍が双方の間を取り持つまでの約1ヶ月間、争いは熾烈を極めていった。

 本星の介入により争いは鎮まり、急進派の中心人物は皇国に仇為すものとされ廃太子エオニア同様、追放された。

 後に《ビスト内乱》と呼ばれるこの出来事は皇国の歴史に深く刻み付けられる事になった。

 「一つの惑星の人口を3分の1にまでに減少」させた未曾有の内乱として。

 

 

「政治的意見の対立……。ただそれだけで、彼らは同胞の数をそこまで減少させたんだ。

 そこまでの力を持つ存在が今、俺達のすぐ傍にいるんだ。不安に思わんはずがないだろう?」

 レスターの不安はそういう事だったのだ。

「過ぎたる力は身を滅ぼすか……か。確かにそれはあるかもね」

 親友の不安、それは少なからずタクトの胸中にも僅かながらに存在していた。

 あの兄妹の戦闘力の高さは、彼らと初めて出会った時にタクトはこの目で思い知らされた。

 特に《獣化》を発症させていたマリーの様は正に、野に放たれた獣そのものだった。

 そのあまりの気迫に、モニター越しに見ていたタクトは呑まれかけたのだ。

 まだあどけなさが残る、たかが15の少女の気迫に……。

 深く考え込むタクトを一瞥し、レスターはもう一つの根拠を告げる。

「それに、彼らが急進派の影響を受けているかも知れん」

「おいおい。軍に入っているからそういう事は無いと思うけどなぁ、俺は」

 先程から一転、随分と無理のあるレスターの根拠にタクトは苦笑を浮かべた。

 部下にそういった気を回させてしまう、自分の至らなさにも。

「急進派の影響を受けていたら、この前あったあのオッサンみたく、あっさりと軍を裏切るさ」

「こちらの情報をリークするために軍に残った、可能性が無いとは言い切れんだろ?」

 タクトの調子が戻ったの確認したのか、どこかニヤリとした笑みを浮かべてレスターはタクトの結論にケチを付ける。

 それからの二人のやり取りはいつも通りだった。

 

 

 

 

「考えていても仕方が無い。とりあえず、レヴィンと話してみよう」

 扉の前にとどまる事30秒、タクトの人差し指はインターホンへと伸びていた。

 

 ピンポーン……。

 

 電子音が廊下に響く。

 しかし、部屋の主からの応答は無い。

「あれ……?」

 部屋にいないのか、タクトの頭にそんな考えがよぎる。

「いや、もしかしたら音に気が付かなかっただけかも知れない」

 そう思い直し、念のためもう一度インターホンを押した。

 

 ピンポーン……。

 

 ドサ!! ガサガサ……、ダッダッダッダ……!

 

 部屋の中から物音が聞こえる。

「なんだ、いるんじゃないか」

 その音を聞きながら、タクトは呟く。

 程なくして、足音が大きくなりドアのロックが外される。

 

 シュイーン……。

 

「やぁ、レヴィン。おh……」

「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

 ヒュオンッッッッッ……!

 

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 部屋から姿を見せるなり、いきなりの怒声。そして確実にこちらの首を狩りに来る、煌く白刃。

 驚きのあまりにタクトは後ろに飛び退いた。

 はらり、と髪の毛が宙を舞う。あそこで後ろに飛び退いていなかったらどうなっていたのか……。

 ぞっとするような光景を忘れるかのように頭を振り、タクトは改めてレヴィンに話しかけた。

「や…やぁ、レヴィン。お……、おはよう」

「………。タクト……か? どうした…、顔色が…優れん…ようだが?」

 先程の剣幕は何処に行ったのか。抜き身の刃を煌かせながら、レヴィンは実に眠そうな顔でタクトの顔を覗き込んだ。

 

 

 

 

「さっきは驚かせてすまん……。俺は寝起きが悪くてな」

「い……いや、無理に起こした俺も悪いわけだし」

 部屋の前での一件後(俺自身の記憶は曖昧)、俺に用事があるらしいタクトを部屋に招きいれた。

 どうでも良いが、少々俺との距離を取り過ぎじゃないのか?

「これがレヴィンの部屋か……、随分と殺風景だね」

 入室早々、タクトの口から的確且つ失礼な言葉が紡がれる。

「否定はせんが、不躾過ぎるぞ」

 壁は打ちっぱなし。部屋の中にある家具は、ベッド兼用のソファーと木製のテーブル以外に特に目立つものも無い。

 辛うじてインテリアとして機能しているのは、壁にかけられているレプリカの刀剣類程度。

 殺風景と言われても反論しようの無い内装だが、こうもはっきり言われると文句の一つくらい言いたくはなる。

「適当に座ってくれ。で、何の用だ?」

 部屋の奥から来客用の椅子を引っ張り出し、タクトにそれを宛がいながら俺は備え付けの冷蔵庫から牛乳を取り出す。

 寝起きの飲み物と言えば、これ以外には無いだろう。

「ん〜、特に用があるって訳じゃないんだ。ただ、レヴィンと話したくてね」

 タクトも宛がわれた椅子に座りながら、俺を訪ねた用件を伝える。

「話、ねぇ……。察するに、あまり楽しめそうな内容じゃないな」

 牛乳を注いだ二つのコップの内の一つをタクトに渡してから、俺はソファーへと腰を下ろした。

 テーブルを挟んで俺達は向かい合う形となった。

「確かに楽しい内容ではないね。レヴィン、君は…君達はあの時、本星と故郷のどちらにいたのかな?」

「あの時ってのは、3年前の事か?」

 俺の質問にタクトは無言で頷く。

 刹那、脳裏にあのときの光景が蘇る。

 

 

 燃え盛る家屋、血の海に身を沈めている見知った人達、俺の腕の中で怯えるまだ幼い妹。

 そして……、

 

―― おや、まだ生き残りが居たのかい……? 歯痒いねぇ、このアタシが取りこぼしをするなんて ――

 

 この地獄絵図を作り上げた、一人の緑蛇……。

 

 

 ギリッ、と奥歯を噛み締める。

(あぁ、なんて最悪な寝起きだ……!)

 こみ上げようとしているドロドロとした黒い感情を、牛乳を一気に飲み干す事で強引に胃の腑へと押し流す。

 ダンッ、とコップを叩きつけるようにテーブルに置き、俺は答えた。

「故郷だ……。内乱が起こる3日前に休暇を貰ってな、里帰りって奴だ……。それがどうした?」

 牛乳一杯じゃ足りなかったのだろう。

 俺の口から紡がれる声には幾らかの殺気が含まれていた。

「個人的に気になっただけだよ。すまない……、嫌な事を思い出させてしまったみたいだね」

 タクトの方も、俺の声の様子から察したのだろう。

 謝罪の言葉を言った後、それっきり目の前に置かれたコップを見つめていた。

 沈黙が部屋を包み込む。

「それじゃ、俺はそろそろ……」

 これ以上話を聞く事はできない。

 そう判断したタクトが席を立ち、ドアの方へ向かっていく。

「タクト、思い出したついでだ。二言三言、言っておく……」

 しかし、背中にかけられた俺の声によって退室を阻まれる。

「急進派か保守派と聞かれたら、俺達は迷う事無く保守派と答える。

 まぁ、このご時勢に軍に残ってんだから改めて言わなくとも、分かってる筈だ。

 それに……。ダチや身内の仇の考えになんざ、賛成するわけねぇからな」

 以後、この記憶に触れられることの無いように、俺はそうタクトに告げた。

「レヴィン……」

「礼はいらん、さっさと行け。お前のせいでより最悪な寝起きになったんでな、文句の一つとでも思っとけ」

 そう言って俺はタクトに退室を促す。

 タクトは数秒ほど俺のほうを向いていたが、あぁ、と一言呟いて部屋を出て行った。

(もう一眠りするか……)

 部屋の中に独りになった俺は、《獣化》寸前まで昂ぶった気持ちを抑えるため、瞼を閉じもう一度眠る事にした。

 

 

 

 

「はぁ〜。補給の目処が立ってないってのは知ってたけど、これじゃ兄貴の機体の整備がねぇ……」

 エルシオールの格納庫の一角で、燃えるような真紅の髪をポニーテールに纏めた少女は目の前の書類を睨み、ため息をついていた。

 書類の内容は噛み砕いて言えば、物資が不足しているために各所で節約を心がけて欲しい、との事だ。

「節約ねぇ……。この子には縁遠い話ね、はぁ〜」

 目の前にある黒塗りの戦闘機を見つめ少女……マリーはまた一つ、溜め息をついた。

「ブースター周りは目処が立ってからでいい、って言われても、整備する側としてはいい加減弄りたいし」

 埒が明かないとはこの事か。憐れ彼女はうんうんと、実兄の愛機の前で唸っていた。

「どうしたんですか、マリーさん? そんな浮かない顔をして」

 そんな彼女の様子を気にかけたのか、一人の整備スタッフがマリーに話しかける。

「あっ、クレータ班長。少しばかり、頭が痛くなりまして……」

 たはは、とばつの悪い笑みを浮かべマリーはそう答えた。

「大丈夫ですか? マリーさんはパイロットでもありますから、あまり無理をしては……」

「あはは。いや、本当に頭が痛いわけじゃないですから。ちょっとばかり、推進剤が足りないなぁっと思いまして」

 微妙にずれた心配をしてくれたクレータにマリーは笑いながら答える。

「推進剤ですか? まだ、充分余裕があると思いますけど……」

 マリーの言葉にクレータは困惑した。エルシオールは曲がりなりにも軍艦である。

 それ故、戦闘に関する物資は余裕を持って補給される。

 実際、彼女の見立てでは搭載兵器関係の物資には余裕がある。

「いやですね……。普通に運用する分には問題は無いんですよ。ただですね……」

 そう言いながらマリーは目の前のコンソールパネルを操作し始める。

「ただ、なんですか?」

 コンソールのディスプレイを覗き込みながら、クレータがマリーに質問する。

 キーボードを叩くマリーの指が止まり、止めといわんばかりにエンターキーを軽くポンッと押した。

「こういうわけがありまして」

 マリーの言葉の後に続くかのように、目の前の機体に変化が起こった。

 

 カシュン、カシュン、カシュン、カシュン……。

 

 機体の各所から聞こえる駆動音、それと共に大量の噴射孔が姿を現す。

 音が鳴り止む頃には、機体を覆うかのような銀色が格納庫の光を受けて輝いていた。

「まさか……。これ……、全部……ブースターですか?」

 あり得ないとばかりに、クレータは途切れ途切れに言った。

「そ。これ、全部が急旋回時の姿勢制御用のブースター。機体全域に仕込まれてるから、推進剤の消費量が半端じゃないんですよ

 もっとも、滅多に使いませんけどね。兄貴も、流石にこれはしんどいって言ってましたし」

 クレータの驚きにマリーは、まるでコンビニに買い物にでも行くように気軽に答えた。

「た……確かに、これをフルに使おうとすると足りないかも知れませんね……。

 でも、大丈夫なんですか? ブースターを使っているって事は旋回時に速度を落とさないようにするためですよね。

 パイロットへの身体的負担が大変なものになるんじゃ……」

「並の人間でしたらね。でも、ほら、あたし達《獣人》って体だけは頑丈ですし」

 マリーはどこか自嘲気味に笑いながら答えた。

「あっ、すいません。そういうつもりじゃ……」

 マリーの言葉にクレータは自身の浅慮さを悔やんだ。

 彼女達《獣人》が一部の国民からどう思われているか、知らないわけではない。

 目の前の彼女とて、何かしらの不当な扱いを受けていたのかも知れない。

「なに、暗い顔してるんですか? クレータ班長は謝らなきゃいけない事なんてしてませんよ

 それに、この艦の人達はそんな事にこだわる人なんて殆どいないですし、ね?」

 だが、そんな彼女に対してマリーはいつもの様に明るく笑い、気にするなと告げた。

「えぇ、そうですね」

 マリーの屈託の無い笑みにクレータもまた、笑顔を浮かべ彼女の意見に同意した。

「お、いたいた……。おーい、マリー! ちょっと相談があるんだけど、大丈夫かい!?」

 格納庫の入り口から、フォルテが大声でマリーを呼ぶ。

「はーい、大丈夫です! 今からそっちに行きますから、少し待っててくださいフォルテさん!」

 じゃ、クレータ班長。細かい所はあたしがやっておきましたから、後はよろしくお願いします。

 ブースター周りは一応、搭乗者の方から補給の目処が立つまで見なくていいって言ってましたんで」

「え、あ……ちょっと!?」

 お願いしますねぇ! と残りの仕事をクレータに押し付け、マリーはフォルテの元へと駆けていってしまった。

 クレータはやれやれと言わんばかりに苦笑を浮かべ、押し付けられた仕事の処分を始めた。

 

 

 

 

 二度寝から目覚めた俺は買い置きの牛乳の数が少なくなっている事に気づき宇宙コンビニへと足を運んだ。

「申し訳ありませ〜ん。只今、《双星印3.6ベイロー牛乳》は品切れでして」

「む……」

 だが、残念な事に目当ての牛乳は品切れだった。

 ほぼ着の身着のままで逃げてきたエルシオールの物資は、ここに来て深刻なものになりかけているようだ

 店内を見渡しても、商品の無い棚が目立つ。

 だが店員の話によると、近々補給が行われるらしい。

(補給ねぇ……。よっぽどの好きものだな、逃亡中の戦艦の補給を請け負うなんざ)

 コンビニを後にし、そんな事を考えながらエレベーターに乗るためにホールへと足を運ぶ。

「あら、私の実家はレヴィンさんの中では好きものなんですのね」

 しかし、俺の歩みは後方よりかけられた少女の声によって止まるざるを得なかった。

「そいつは済まんな、勝手に人の実家を好きもの呼ばわりしちまって……。

 あぁ、なるほど。ブラマンシュ財閥か、あそこなら多少の無理も利くか」

 なにせ、かの財閥の一人娘がこの艦に居るのだ。

 多少どころか、多分の無理も利くだろう。

「となると……、今回の補給はミント様々って訳か」

 そう言って俺は初めて後ろを振り返り、青髪の少女を見下ろした。

「まぁ、そういうことになりますわね」

 いつものように微笑を崩さずに、どこかおどけた様子でミントは言った。

 だが……、俺はミントの様子に若干の違和感を感じた。

 どこが、と質問されたら明確に答えることはできない漠然としたものではあるが、確かにミントの様子がおかしいのだ。

「ミント、どこか調子でも悪いのか?」

 気づけば俺は、そんな事を口走っていた。

「どうしたんですの、レヴィンさん? 別に私は、何処も悪くありませんわ」

「いや、なんというか……。暗い表情だった」

 それに俺は、この表情をどこかで見た事があるかも知れない……。

 その《どこか》を思い出すことはできないが。

「それはきっと、レヴィンさんの気のせいですわ」

 笑みを崩さずに、ミントはこの話題をはっきりと拒絶した。

 人には、他人に触れられたくない場所が少なからずある。

 俺はそのことを今朝、改めて自身の身をもって実感した。

 きっとこの話題は、ミントのそれに当たるのだろう。

 しかし、それでも俺は言葉を残さずに入られなかった。

「実家との仲が悪いか知らんが、あまり一人で考え込むな。

 ミント、お前はもう少し周りの人間に心を開いたほうが良いと思う。

 お前がテレパシストである以上は、難しいかも知れんが……」

「何を仰りたいのかは分かりかねますが一応、胸に留めておきますわ」

 それでは、とミントは食堂の方へと消えていった。

 その後姿を一瞥した俺は、トレーニングルームに向かうためにエレベーターのボタンを押した。

 もっとも、トレーニングルームに着く前に出撃要請の通信がクロノクリスタルから伝えられそのまま格納庫に向かう事になるわけだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとがき

 

 皆様、お久しぶりです。Narrでございます。

 

 今回は無謀にもレヴィンにミントフラグを立ててみようと思いましたが……、かなり微妙な内容になってしまったかも知れません。

 というより、ほぼ説明文になっていますね orz

 原作キャラとオリキャラを絡ませるのは難しいです。

 

 感想を下さった皆様、本当にありがとうございました。

 短くても感想をいただけるという事は、書き手にとっては大いに励みになります。

 これからも日々精進して続けて行きたいと思います。

 

 それでは、今回はこの辺りでお暇させていただきます。