オリジナルメカ設定
○ プロトレギオン 形式番号:LGP-XXX1
全長:50m カラーリング:黒と青
白き月工廠部にて発見された可変型機動兵器。クロノストリングエンジンとH.A.L.Oシステムに酷似したパイロットインターフェースを搭載しており、紋章機と何らかの関連があるのではと噂されている。
軍部が白き月外部にて適性検査を行った結果、レヴィンの乗機となる。
巡航形態である戦闘機型、汎用戦闘形態である人型、レヴィンのテンション絶頂時のみに変形可能な獣人型、といった3形態間での変形が可能。
また、機体と武装の殆どをナノマシンで構成しており、それぞれへの形態への変形とその形態に見合った武装の変更などを迅速に行えることが強みである。
さらに機体内にナノマシン製造プラントが搭載されており、戦闘中にナノマシンが不足することはない。
そのため、ある程度の自己修復が可能ではあるが大量のエネルギーを消費するため、多用はできない。
本機と後述のレギオンアーミーに使用されているナノマシンは、それぞれの機体に搭載されている統括システムにより運用されているため、パイロットがナノマシン適正者である必要は無い。
ただし両機に使用されているナノマシンは統括システム専用として調整を受けており、ハーベスターの様に他者を修理する事には使用できない。
機体性能は加速、最高速、旋回性能を重視しており、加速にいたっては最高速に到達するまでの時間が1秒という驚異的な性能。
武装面は全形態を通して接近戦重視の万能型。
人型時に使用する大太刀型レーザーブレードの刀身は、人間大に置き換えると約七尺(220cm強)とかなりの長さ。
そのあまりの長さから「対艦刀」とも呼ばれている。
また機体全体に方向転換用のブースターを内蔵しており、機体の旋回性能と合せて最高速度を保ったまま水平移動を行える。
・武装
戦闘機型
・近・中距離用ガトリングキャノン 二門
・近距離用翼部レーザーカッター 一対
・中距離用リニアランチャー 一門
・長距離用レーザーキャノン 一門
人型
・大太刀型レーザーブレード(手持ち、非使用時は背部にマウント)一振り
・中距離用レールマシンガン(手持ち、非使用時は腰部にマウント)一挺
・長距離用レーザーキャノン(肩部)一門
・近・中距離用ガトリングキャノン(胸部)二門
獣人型
・双刀型レーザーブレード(手持ち、非使用時は左右の肩にマウント)一対
・長距離用高出力レーザーランチャー《インドラ》(口腔部)一門
・中距離用ラピッドレールキャノン(腰部)二門
・複合武装《ダインスレフ》(尾部)一基
・内蔵式64連装ベアリング弾ポッド《クレイモア》(背部)4基
○ レギオンアーミー 形式番号:LGM-1087MC
全長:45m カラーリング:白と赤
プロトレギオンと同時期に発見された機動兵器。プロトレギオンと同様に紋章機と酷似した特徴を持つ。
適性検査の結果、マリーの乗機となる。尚、マリーが受領の際に自分用にカスタマイズしているため、機体の正式名称は「レギオンアーミー・マリーカスタム」。
形式番号内のMCはマリーカスタムの意である。
機体性能はプロトレギオンの様なピーキーな物ではなく安定したものであるが、マリーの改造により火力、回避の両性能が強化されている。
彼女の改造により取り付けられた《インコム》は、トリックマスターに装備されている《フライヤー》を参考にしたもの。
有線式の上、コンピューター制御で運用しているため《フライヤー》程までは至らないが、オールレンジで使用可能な武装。
マリーの場合、主にミサイルの迎撃に使用している。
プロトレギオンと同系列の機体らしく、戦闘機型、人型の2形態間の変形機構を持っている。
またナノマシンで構成されているのは武装、それも主砲部のみでありプロトレギオンと比べ、整備しやすい機体になっている。
主砲部は二つの形態を持つ。
一つは、レーザーを拡散して広範囲に放出させる事のできる高出力拡散式レーザーキャノン《ガエ・ボルク》。
主に戦闘機形態で運用され、機体底部に搭載されている。一撃の威力は低いものの、有効範囲の広さだけなら《フライヤーダンス》をも上回る。
人型に変形する際に主砲部はナノマシンに分散した後、機体胸部に格納、再構成される。
この状態の主砲の名は《メギド》。
集束火線砲の名が示すように、《ガエ・ボルグ》とは逆にレーザーを一点に集中させて発射する事を目的とされている。
貫通力が高く《ハイパーキャノン》と酷似しているが、その威力は大きく上回る。
どちらの形態も強力な武装ではあるが、《ガエ・ボルグ》では砲身の廃熱性能に、《メギド》では消費エネルギー量に問題を抱えているため事実上、一回の作戦行動につき一射(形態を問わず)しかできない。
・武装
・長距離用高出力拡散式レーザーキャノン《ガエ・ボルク》(主砲部、戦闘機時のみ) 一門
・長距離用トマホークランチャー 二門
・有線制御式フライヤー《インコム》 四基
・近・中距離用レールリボルバーキャノン 二門
・集束火線砲《メギド》(主砲部、人型時のみ) 一門
○ ムシュフシュ 形式番号:BMLG-0001F
全長:47.5m カラーリング:緑と紫
アルマが搭乗する人型機動兵器。黒き月に保管されていたLGC-0003とLGM-1084を黒き月のテクノロジーにより融合、強化改造をした機体。
極限まで速度及び機動性を重視した設計のため、装甲は無いに等しい。反面、その速度は紋章機最速のカンフーファイター以上である。
武装はレーザーメイスと、伸縮自在のクローアームを兼ねる左腕《ヴェノム》及び、左腕に内蔵されたガトリングガン。
クローアームには敵機の攻撃プログラムを麻痺させるウィルスが仕込んであり、そのことから猛毒《ヴェノム》と名づけられた。
ウィルスを送り込む端子は掌部に、ガトリングガンは手の甲部にそれぞれ格納されている。
アルマの卓越した操作技術、常時《獣化》による異常なまでの反応速度との相乗効果でその戦闘力は紋章機をも凌駕する。
ナノマシン散布システム及び統括システムを搭載しており、本体と全く同じ戦闘力を持つフェイクを最大5体まで構成、遠隔操作が可能。
機体名はビストの神話に出てくる龍の名から取られた。表す意味は「怒れる毒蛇」。
・武装
・超高出力レーザーメイス(手持ち) 一本
・フレキシブルアームクロー《ヴェノム》(左腕)
・内蔵式ガトリングガン(左腕部)
・必殺
・幽玄武踊《六式》
ナノマシン体との連携による、六機一体の連続攻撃。