第二部 メカニック設定1
紋章機名:インヴォーカー
機体コード:GA−007−MK��
搭乗者:ティア・ブレンハート
全長:36.9m
全幅:27.4m
全高:16.5m
特殊装備:
エネルギーシールド
必殺技:ディファイアンス・エングレイブ
武装:
高出力中距離波動砲「クロノ・インパクト・キャノン」×2
新世代変化型高出力ビーム砲「H.V.S.B」
中距離用レーザービーム
近、中距離用4連装ミサイルポッド×2
近接自己周囲迎撃用ビーム「オールレンジショット」
対空用アッパーバルカン
詳細:
ヴァル・ランダル戦以降、使用されることのなかった7番機を、リ・ガウスの技術を応用しながら修理、修復された紋章機。その際、複座を取り外し、一人用にしている。機体名は、「信じる者」という意を持つ。
実験機として扱われ、単機でクロノ・ブレイク・キャノンを撃てるほどのエネルギー容量があった。そのため、その出力を生かし、ほとんど装備されていなかった武装は全て最新のものを装備されることになり、ラッキースターと同様、万能タイプの紋章機といえる。また、修復の時点で余分なバインダーなどは全て取り外しているため、かなり小型なサイズとなっている。
武装も高出力、全ての距離に対応しているなど、破格の高性能ぶりを誇る。その中で、EDENが発明した新世代変化型のビーム、「H.V.S.B」が一際目立っている。
「H.V.S.B」とは「ハイパー・ヴァリアブル・ストラグス・ビーム」の略称で、高速で貫通力に優れたビームから、低速だが破壊力に優れたビームまで、任意に撃ち分けることのできるビームである。また、高速で貫通力に優れながら、破壊力にも優れるという、ビーム兵器としては最高峰のビームを撃つことも出来るが、その場合は通常の倍のエネルギーを消費する。まさに光学兵器の最高点ともいえる、新世代の兵器といえる。
必殺技は「ディファイアンス・エングレイブ」。別名、「滅すべき斬刻殺」。翼やバインダー、バランサーなどを鋭角的に変形し、自機全体をビームで包み、突撃しながら斬撃を与える、切り刻む突撃技。カンフーマスターの「スパイラルドライブ」に似ているが、「スパイラルドライブ」は触れるものを弾き飛ばし、貫通させる技である。だが「ディファイアンス・エングレイブ」はどれだけ堅い装甲を持つ対象だろうと、確実に斬撃を与え切り刻むという、特殊なタイプの技である。
紋章機名:ピュアテンダー
機体コード:GA−008
搭乗者:セリシア・フォーム
全長:40.2m
全幅:37.1m
全高:23.9m
特殊装備:
対実弾用エネルギーシールド
対光学兵器用エネルギーシールド
複合防御型リフレクターシールド
必殺技:ソル・リラクス
武装:
中距離用追尾式レーザーファランクス
4連装拡散式ホーミングミサイル
近接迎撃用バルカン
詳細:
白き月の中枢部分から、バラバラになったパーツを複製していく過程で紋章機と判断された「純粋なる優しさ」の意を持つ紋章機。
8番機であるピュアテンダーはこれまでの紋章機にはなかった「防御支援機体」という非常に珍しいタイプであると言える。
故に、シールドもダメージ軽減用の通常のエネルギーシールドとは違い、実弾、ビームと特性ごとに対応し、ダメージを完全に抑える専用シールドを装備している。その中で複合防御型であるリフレクターシールドは、決まった展開形がなく、パイロットのセリシア次第で、どのような形にも展開することが出来る。これにより、離れた味方機をリフレクターシールドで守ることが出来る。
この反面、武装は初代ハーベスターと同様レベルの火力しか持たず、あくまで支援用の紋章機といえる。
必殺技は「ソル・リラクス」。別名、「月光の鏡盾」。ピュアテンダーを中心に光の帯が出現し、味方機を守るように包み込む。この光の帯こそがソル・リラクスの正体であり、こちらの攻撃は素通りするのに対し、セリシアが敵と認識している機体の攻撃は出力そのままに光の帯で包み込み、反射させる。防御と攻撃を一致させた画期的な必殺技であるといえる。
機体名:ゼノン
機体コード:GYT−001
搭乗者:エクス・ソレーバー
全高:21.9m
重量:73.4t
特殊装備:
5連装ビーム放射型専用シールド
武装:
伸縮型レーザーサーベル×2
5連装複合ビーム放射兵盾「セレクティブ」
高エネルギービームショットガン・スラッグタイプ
近距離用拡散バズーカ
専用防盾
詳細:
ザン・ルゥーウェ戦から2年。トランスバールが紋章機支援機体開発、「Y計画」の中で開発された試作IG。
音無春菜の協力の元、設計、開発されたため同時期にロールアウトされた量産機、レガータとは機動力、防御力、出力において段違いの性能を誇る。
設計部分がリ・ガウスのIGとは違い、エンジンも一般的なクラッカーエンジンではなく、新型エンジンのトワイライトエンジンを搭載している。これは、一度生産した稼動エネルギーを繰り返し回転するように使用される仕組みがエンジンに設計されており、クラッカーエンジンよりも長期戦闘を可能とした。装甲色は、白、赤、黄が中心に使われている。
さらに、基本出力も高基準を保っており、重力化でも常に飛行が可能。前大戦終盤に開発されたヴァラグスに負けない性能を持っている。
性能の高さから、その時点でトップクラスの腕前を持つエクス・ソレーバーがパイロットに任命されることになる。
余談だが、クリスが選ばれなかった理由は、彼がどんな機体でも満遍なく乗りこなせる、テストパイロットの要素が強かったためである。エクスは操作にクセがあるため、それをカバーできるという用途もあり、ゼノンのパイロットに選ばれたのである。
機体名:カルナヴァーレ
機体コード:GYT−101
搭乗者:神崎正樹
全高:22.1m
重量:74.7t
特殊装備:
ナノマシン収納アーム
武装:
高分子イミディエット・ソード×2
拡散放射型ビーム特殊兵装「マルチブラスト」
高エネルギービームショットガン・散弾タイプ
85mmロングバレルマシンガン
腰部3連装ミサイルポッド
投擲用高性能炸裂弾
詳細:
「Y計画」で作られた機体の一つで、ゼノンに比べより支援用のIGである。
量産機であるレガータを元に、出力の向上やスラスターの追加など、ゼノンに劣らない性能を持つ。が、生産コストの高さから量産計画は今だ、見送られている。
機体の設計、エンジンの他は80%近くゼノンと同一で、ゼノンに比べ機動力に優れるが火力面において一歩遅れをとっている。というより、カルナヴァーレの最大の特徴は修理用にプログラムされたナノマシンを搭載しているところにある。つまり、IG史上、初の修理装置搭載型IGであるといえる。が、ヴァニラのハーベスターのようにナノマシンを自在に扱えるのではなく、単純に修理とインプットされたナノマシンを搭載しているに過ぎないので、あくまで応急処置といった程度である。
本来は、クリス・フランボワーズが受理するはずだったが、取って代わって正樹が搭乗。その腕前からクリスが機体を譲ったという余談がある。
機体名:レガータ
機体コード:GYT−100
搭乗者:クリス・フランボワーズ、他多数
全高:21.7m
重量:74.1t
特殊装備:
なし
武装:
近接用対装甲貫入刀
中射程収束ビームガン
カリウス80mmマシンガン
近接迎撃用バルカン
詳細:
トランスバール「Y計画」において、初の量産成功型IGである。
ゼノンの設計を骨組みにして、度重なる失敗を経て完成させたはいいが、例によって性能がお世辞にもいいとは言えない。だが、IGとしての最低限の性能、戦闘力を持っており、リ・ガウスが初めに開発したアスグとタイマンをすれば、負けることはない。機体特徴も特になく、パイロット次第でエース機にもなれる。
設計の都合上、エネルギーの大半は稼動エネルギーとして消費されるため、武装は大型実剣、高速マシンガンと、最低ラインのものを装備。それでも、火力不足にならないようにと、収束型ビームガンが装備されている。ただ、乱用すると稼動エネルギーまでもを消費してしまうため、イマイチ使いづらい。
ただ、この機体が「Y計画」全体の骨組みになることは間違いなく、今後の開発発展に大きく貢献するIGである。